[がっちりマンデー!!]( 富澤商店 / ピカール / KALDI ) 儲かるマニアック食品スーパーを大特集!! 粉だけ、冷凍食品だけ?小倉優子も絶賛の品揃えとは!? – 2017年5月7日

がっちりマンデー
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年5月7日放送のがっちりマンデーは「儲かるマニアック食品スーパーを大特集!!粉だけ、冷凍食品だけ?小倉優子も絶賛の品揃えとは!?」と題して特定の商品に特化した変わった食品スーパーを紹介します。

 

特化型スーパーでがっちり!富澤商店 / ピカール / KALDI

 

 

手作りニーズにこだわる富澤商店(TOMIZ)

 

富澤商店 TOMIZ
富澤商店 TOMIZ

 

東京都世田谷区の玉川高島屋の地下にある富澤商店。何がマニアックかと言うと…棚の一面が、粉ものや小豆など製菓・製パン材料を売るお店でプロの方が使用する商材を小分けして一般に販売するというスタイルを取っている。

 

すなわち、元々は街の和洋菓子店やパン屋に食材を卸していたが、その食材を小分けして一般の人でも買えるようなスーパーを作った、という事である。

したがって、お店に置いてある小麦粉はお菓子に向いている薄力粉や、パンに使える強力粉、すいとんやお好み焼きに使える中力粉など、小麦粉だけでも100種類以上の品揃えとなっている。

他にもお菓子のトッピングに使うナッツ類は90種類以上、チョコレートも70種類以上取り揃えている。

 

したがって、お菓子などを作る時に、別の味を試したいとなってもスーパーなどでは取り揃えがないために1種類しか試すことができない。しかし富澤商店では何種類も準備してあるため、そこが富澤商店の1番の強みとなっている。

 

食材だけでなく型枠も数多く取り揃えている。

 

普通のスーパーだと売れ筋の商品だけを集めて幅広い世代の人がターゲットとなっているが、富澤商店では手作り派の主婦がターゲットとなっており、扱う商材を絞込んで深いため、満足度が高いという。

 

もちろん、これだけの種類があるため、なかなか売れない商品もある。しかし、元々業者用に大量に仕入れているものを一般向けに小分けにしているため、売れないものがあったとしてもそれほどの問題とはならない。

 

それよりも今後手作り派の人たちが減ってしまう事の方が危惧される。したがって富澤商店では、定期的に富澤クッキングスタジオにて無料でお菓子の手作り教室を開催している。

 

富澤商店は現在TOMIZと店名を変えながら全国に65店舗を展開している。その年間売上は114億円となっており、ここ数年右肩上がりで成長をしている。

 

富澤商店 売上推移
富澤商店 売上推移

 

 

 

 

 

 

冷凍食品専門店:フランス発祥のピカール

 

picard ピカール
picard ピカール

 

東京都中目黒の山手通り沿いにあるpicard(ピカール)というショップ。フランス発祥で2016年11月に1号店をオープンさせた。イオンサヴール株式会社が運営している冷凍食品専門店である。ピカールはフランスで985店舗、ヨーロッパ圏内で1,000店舗以上を運営している。

年間売上も1,700億円以上となっている。

 

picard ピカール 冷凍食品専門店
picard ピカール 冷凍食品専門店

 

 

冷凍のサーモンのパイ包み焼きやエスカルゴのブルゴーニュ風、フォアグラのスライスやアメリカンロブスター、カット野菜やデザートなど、前菜からメイン料理、デザートまで全てピカールの商品で作ることができる冷凍食品の品揃えとなっている。

 

 

日本にも冷凍食品はたくさんあるが、フランスの冷凍食品と一体何が違うのだろうか。日本の冷凍食品の場合、調理にあたっては電子レンジを扱うことが多いが、ピカールの冷凍食品の場合はそれだけではない。

フライパンを使ったり、オーブンを使ったりと電子レンジ以外のものを使って調理することができ、本格的な味を楽しむことができるのである。

 

生鮮食品だと、輸入が難しいものでも冷凍の場合は比較的簡単に輸入できたりもするし、野菜類も天候による価格高騰にも左右されにくい。また賞味期限も伸びるため廃棄ロスが少ないのも大きなポイントである。

現在、ピカールは青山骨董通り店、中目黒店、麻布十番店と3店舗を展開している。日本に進出して半年ぐらいしか経っていないが、開店前の想定より1.5倍の売上を記録しているという。

 

 

 

 

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圧倒的な世界中の商品の品揃え:キャメル珈琲のカルディコーヒーファーム

 

東京都品川駅隣にあるウィング高輪地下食料品フロアにあるカルディコーヒーファーム。この店舗のどの辺がマニアックかと言うと…商品のラインナップ数である。

 

世界中の面白い食材を取り扱っているのが、カルディコーヒーファームの最大の特徴である。ドイツ産のピクルスやタイのカレールーなど、通常のスーパーなどでは到底売っていない商品が並んでいる。中でもベトナム産のパクチーラーメンは2014年の発売以来、累計300万食を売り上げている。

 

また、敢えて不規則な商品並びをしており、宝探しのように商品選びを楽しんでもらえるような店舗設計をしている。

 

KALDI 店舗設計
KALDI 店舗設計

 

カルディコーヒーファームに来るお客さんは、何か特定のものを買いに来るのではなく、何か面白いものがないか探しに来るお客さんの方が多いという。

 

そんなカルディコーヒーファームの売上BEST3は…

第一位:イタリア産トマト缶

第二位:マイルドカルディ(コーヒー)

第三位:切り落とし生ハム

 

1位のトマト缶は年間1,000万個をも売り上げるという。

これだけの商品を取り扱うため、定期的に店舗スタッフが集まって新商品の試食会を実施。どういう味でどういった組み合わせができるのかを知った上でお客さんに案内できるように日々訓練を行っている。

カルディコーヒーファーム株式会社キャメル珈琲が運営しているが、1986年に1号店をオープンして以来、店舗数は右肩上がりで現在は全国に390店舗を展開している。

 

カルディコーヒーファームは全従業員7,300人のうち、7,000人以上が女性スタッフだという。きめ細かい商品説明には女性の方が向いているだろうと思って採用を行っていたら、このような比率になってしまったのである。