[がっちりマンデー!!]( アクティブゲーミングメディア / タワーナイブス / ラピュタロボティクス )日本で会社を立ち上げた儲かり「外国人社長」が登場! カナダ人社長が作った「包丁」のお店に観光客が殺到のワケとは!? – 2017年12月17日

がっちりマンデー
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年12月17日放送のがっちりマンデーは「日本で会社を立ち上げた儲かり「外国人社長」が登場!カナダ人社長が作った「包丁」のお店に観光客が殺到のワケとは!?」と題してアクティブゲーミングメディアタワーナイブスラピュタ・ロボティクスを紹介します!

 

 

 

儲かる外国人社長

 

漫画の翻訳:アクティブゲーミングメディア


大阪市西区にあるアクティブゲーミングメディアという企業。この企業の社長はスペイン出身のイバイ・アメストイさん。この企業が行っている事業は、日本のマンガなどを海外向けに翻訳する事業を行っている。

最近だと、サラリーマン金太郎や野球のキャプテンなどの翻訳を行い、海外向けに販売している。


どのように漫画を翻訳しているかというと…まず漫画の吹き出しに番号を割り当て、その内容をエクセルに訳を記載していくという作業である。しかし、日本の漫画で難しいのが、音を表す擬音語と動きを表す擬態語の扱いである。

海外の漫画でも多少あるが、日本の場合、この擬音語と擬態語がやたらと多いというのが特徴のようである。しかも海外の言葉でしっくりくる言葉がなかなかみつからない事が多いのだという。

翻訳にかかる料金は1ページあたり1,100円〜7,000円と幅がある。専門的な用語が含まれる漫画や特殊な言語への翻訳の場合、それだけ専門性を必要とされるため翻訳料金があがるのである。

 

その中でも1番の稼ぎ頭が、ゲームの翻訳である。ゲームの市場はいま10兆円市場となっており、例えばスクエアエニックスから出ているRPGゲームの”ニーア・オートマタ”は日本語から8ヶ国語に翻訳され、200万本を超える大ヒット作となった。

また個人が作ったPCゲーム「片道勇者」を英訳したら40万ダウンロードになるなど、日本のゲームは海外で評判が高いのである。

さらに、アクティブゲーミングメディアでは、海外の法律等に併せたローカライズも行っている。国や地域によってゲーム内の演出や絵柄などを変更しており、例えば、日本では問題ない血やお色気の表現は、中国だと規制が厳しかったりするため、イラストを変更する必要が出てくるのである。

現在アクティブゲーミングメディアでは、25カ国のスタッフが30ヶ国語に対応しており、年間売上10億円以上となっている。

 

 

外国人対応可能な包丁専門店:タワーナイブス

 

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大阪市浪速区にあるのが包丁専門店タワーナイブス。この企業の社長は、カナダ出身のビヨン・ハイバーグさん。2011年からこのビジネスをはじめている。日本の包丁は海外から来る旅行客に人気となっているが、外国人向けのお店がないため、このビジネスを思いついたのである。

店内には400種類の包丁が並んでおり、プロが使う包丁も置いてある。このお店が外国人のお客さんに人気の秘密は何と言ってもお客さんの母国語で対応してくれる点である。

現在タワーナイブスでは英語、フランス語、デンマーク語、中国語の4ヶ国語で対応してくれるのである。

さらに外国人のお客さんに細かいサービスを提供している。それが包丁の試し切りサービスである。さらに、左利き包丁も豊富に取り揃えている。日本よりも左利きの人が多い海外の人達にとっては嬉しいサービスとなっている。

このタワーナイブスのとっておきのサービスが購入後、お客さんの名前をカタカナで包丁に彫ってくれるサービスである。平均1万から2万円する包丁が月に約1,000本売れることもあるというから、その人気は驚くべきモノである。

 

 

 

自立飛行型ドローン:ラピュタロボティクス

 

東京都中央区にあるラピュタ・ロボティクスという企業。この企業の社長は、スリランカ出身のモーハナラージャ・ガジャンさんである。この企業が行っている事業が、自立飛行型のドローンである。ドローンには、操縦者が必要なドローンと、操縦する人間が必要ない自立飛行型のドローンがある。

ラピュタ・ロボティクスでは、ドローンが自らGPSで現在位置を把握し自分の姿勢を細かくコントロールしている。そしてインターネット経由で飛行ルートの指示を受け取って遠くはなれた場所からでも自由に飛ばすことができるのである。

この仕組み、パトロール業務を担うことができるとあって造船所や発電所、港などが注目しているというのである。見回りが難しい場所や、危ない場所なども空撮してパトロールができる。さらに24時間定期的に運行可能ということもあって、これまで人が行っていたパトロール業務を代替できると期待されているのである。

 

このビジネス、来年にはサービス開始を予定しているという。なぜガジャン社長は日本でビジネスを始めたのだろうか…。

日本は高齢化問題を抱えていて、サービスの生産性の効率化を必要とされている。さらに日本の優れたネットワーク・インフラがそれを加速化できるのではないか

と考えたのだという。