Google モバイルフレンドリーのラベルを廃止

Googleインタースティシャル1
LINEで送る
Pocket

こんにちは。ひとりで.comです。

 

Googleが目指す姿とモバイルでの検索結果について

 

昨今、日本においてモバイルの普及率に伴い、ウェブサイトにアクセスする割合がこれまでPCがメインだったのに対して、モバイルからのアクセスが急激に増えてきました

それに伴い、検索結果においても、モバイルに対応しているか? が検索結果をあげるための重要な指標になっており、モバイル対応しているか否かのラベルが検索結果にも2年ほど前から表示されるようになっていました。

2年経過し、モバイルに対応している…ということが当たり前になりつつある中で、Googleもこの「モバイルに対応している」ラベルを廃止する動きを見せています。

 

 

Googleが目指す検索の姿は最終的には「検索を必要としない」世界ではあるかと思いますが、とは言え、まだまだAIを含めて人がいつ何を考えているか…ということについての精度は人間の知能には追いついていないというのが現状です。

モバイルでの検索が当たり前になった今、Googleではモバイル対応しているか否かということを敢えて表示する必要性を感じなくなっており、当たり前のようにモバイルでストレスなく見ることができるサイトが当然と考え、ラベルを廃止する方法で動いているようです。

 

モバイルに対応しているか?そして、そのユーザビリティ(ページ表示までの時間)については、Search Console のモバイル ユーザビリティ レポートモバイル フレンドリー テストでも確認できますので、ぜひ、自身のサイトを確かめてみてください。

 

 

スポンサードリンク

インタースティシャルな表示についても言及

 

同ブログではインタースティシャル広告にも言及しており、ユーザが求めているコンテンツを閲覧するのを阻害するものについてはネガティブに見ているようだ。

 

Google では、モバイル検索時のユーザー体験をさらに高めるため、ユーザーがモバイル検索結果からページに遷移した際、すぐにコンテンツにアクセスできないようなページを、2017年1月10日より、これまでよりも低く掲載する可能性があります。

 

すぐにコンテンツにアクセス出来ないようなページ…とは以下の様なパターンを想定しています。

  • ユーザーが検索結果からページに移動した直後やページを閲覧している最中に、メインのコンテンツを覆い隠すようにポップアップを表示する。
  • スタンドアロン インタースティシャルを表示して、それを閉じないとメインのコンテンツにアクセスできないようにする。
  • スクロールせずに見える部分がスタンドアロン インタースティシャルのように見えるレイアウトを使用して、インラインのメインのコンテンツはスクロールしないと見えないようにする。

 

ただし、全てのインタースティシャル広告がダメなわけではなく、以下の様な形式である場合、検索結果に影響を与えないとのことです。

 

  • 法律上の必要性に基づいて表示されているように見えるインタースティシャル(Cookie の使用、年齢確認など)。
  • 一般公開されていないコンテンツ(そのためインデックス登録ができない)を有するサイトが表示するログイン ダイアログ。たとえば、メール サービスのように個人的なコンテンツが含まれる、有料のコンテンツであるためインデックス登録できない、などの場合が考えられます。
  • 画面スペースから見て妥当な大きさで、簡単に閉じることのできるバナー。ここで言う妥当な大きさとは、たとえば Safari や Chrome に表示されるアプリ インストール バナー程度の大きさです。

 

Googleインタースティシャル1
Googleインタースティシャル1
Googleインタースティシャル2
Googleインタースティシャル2
Googleインタースティシャル3
Googleインタースティシャル3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Googleはあくまでモバイルフレンドリー、ユーザーフレンドリーなサイトを推奨しており、それを阻害する要因があるものは、ランキング結果の順位を下げる(=ユーザがストレスなく必要な情報を集められるプラットフォーム)というのは、一貫しておりますね。

 

(Source:Googleウェブマスターブログ