こんにちは。ひとりで.comです。
今日は、ちょっと変わったExcel関数、TODAY関数について紹介していきたいと思います。
毎日、帳票を作って定期的に配信しなければならない事ってありますよね?そんな時、このデータがいつの時点のデータなのかを以下のように表す事があります。
毎回、今日の日付に変更するのって億劫ですよね。また、こういう箇所は変更し忘れてしまいがちです。その度に、「このデータっていつのデータなの?」というコミュニケーションが発生して非常に非効率です。
そういった際に使えるのがTODAY関数です。
Microsoftの説明では以下のように説明されています。
現在の日付に対応するシリアル値を返します。シリアル値とは、Excel で日付や時刻の計算に使用されるコードのことです。この関数を挿入する前のセルの表示形式が [標準] であった場合、セルの形式は [日付] に変更されます。シリアル値を表示する場合は、セルの書式を [標準] または [数値] に変更する必要があります。
数式を利用するためには以下のように利用します。
=TODAY()
()の中(これを引数と言います)に何も数値がないのは、範囲などを示す必要がないからです。そのセルの中で今日の数値が表示されるので範囲やセルの指定は必要ないですね。
それでは実際にどのように入力するとどのように表示されるのか見てみましょう。
上記で示した通り、「=TODAY()」とセルに入力することによって、今日の数値が反映されます。
例えば、これを応用して考えると…
「毎週月曜日に先週金曜日〆の実績を表示しなければいけない」場合は、
=TODAY()-3
と記載すると今日から3日前の日付を表示することができます。
ただ、TODAY関数の注意事項としては、常にExcelを開いた瞬間の日付を表示しますので、Excelを配布したりすると、その人が開いた日時が常に表示されてしまいます。その点だけ注意して活用頂ければと思います。