こんにちは。ひとりで.comです。
今日は、Googleスプレッドシートにおいて、文字を縦書きにする方法について解説していきたいと思います。なお、この方法は正規の方法ではありません。Excel(エクセル)の場合は、書式設定より、縦書きに表記を変更することができるのですが、Googleスプレッドシートの場合、書式設定にはそういった機能は今のところ備え付けられていません(2016年10月現在)。
[2017年3月16日追記]
ついに、Googleスプレッドシートでも縦書き表記が実現できるようになりました。その方法については、以下の記事を参照してください。
ExcelとGoogleスプレッドシートでの縦書きの表記の方法の違い
Excel(エクセル)の場合の文字の縦書きの方法
Excel(エクセル)で文字列を横書きから縦書きにする場合は[書式設定]を活用して縦書き表記に変更することができます。
この「第一回」という部分を縦書きにしたいと思います。縦書きにするためには、このセルを選択した状態で[書式]→[セル]を選択します。
すると、[セルの書式設定]というのが別ウィンドウで表示されますので、その中の[配置]タブにある[方向]の部分の[文字列]をクリックして[OK]を押してください。
すると以下のように、文字列が縦書きにて表示されるようになりました。
このように、Excel(エクセル)では、文字列を横書きから縦書きに変更するためには[セルの書式設定]を活用することによって、簡単に変更することができます。
Googleスプレッドシートの縦書きの方法
Googleスプレッドシートでは先に示したように、文字を縦書きに表記する機能は持ち合わせていません。これは、縦書きで文字を表記する文化をもつ国が少なく、まだこちらの機能に関しては実装されていない…というのが、主な理由だと考えられます。その点Excel(エクセル)は古くからあるソフトウェアのため、日本の縦書き文化にも対応しているのでしょう。
ただし、どうしても縦書きで表記したいという場合もあるかと思います。そういった場合、見た目を縦書きに無理やり見せることによって対応するのがベストでしょう。
まずは、通常通りに横書きでセルの中に表記をします。
この状態から、「第一回」と記載してある部分を縦書きにしたいと思います。横書き表示になっているものを縦書きにするためには…
ひと文字ひと文字を改行して表示する
ということをすれば無理やりスプレッドシートでも縦書きにて表現することができます。
改行するには…
[Ctrl] + [Enter] ( Win ) or [Command] + [Enter] ( Mac )
にて可能です。
見た目は縦書きと変わりません。このようにすることによって、横書きの文字列を縦書きに表記することができます。
ただし、こちらは正規のやり方ではない…ということだけ注意してください。すなわち、改行を入れてしまっているため、もしかしたら、どこかで不具合が発生するかもしれませんが、免責でお願いします。笑