Excelでセルの中に数式と文字を入れる方法

Excel 数式 文字 関数1
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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は、単純な数式ではないですが、普段のExcel用途で使えるTipsについて紹介したいと思います。Excelを普段用いている中で、通常はセルの中にひとつの数式を入れることが一般的かと思います。

しかし、ひとつのセルの中に文字列(文字)と数式を共存させたい場合も出てくるかと思います。そういった場合、どのようにセルの中に表せば良いのでしょうか??

Excel 数式 文字 関数1
Excel 数式 文字 関数1

例えば、こちらの日付の数式の部分についてですが、セルC2に「日付」という文字、セルD2にNOW関数が入っています。これらを統合して

日付:YYYY.MM.DD HH:MM

と表示するにはどのようにセルに数式を入れたら良いでしょうか?

セルの中に数式を組み込む場合、セルの中で&を使って各文字と数式を繋いであげればよいです。

すなわち…

=”日付”&”:”&NOW()

と入れます。そうすると…どのように表示されるでしょうか??

Excel 数式 文字 関数2
Excel 数式 文字 関数2

ちょっとみにくいですが…あれ?

「日付:」の後がよくわからない数値になっています。なぜこんな事になってしまったのでしょうか?

これは、日付(時刻含む)はExcel内では「数値」として保持しているからです…(何言ってるかわからないですね…)。すなわち、日付は見た目はYYYY.MM.DDのように見せているのですが、実際は1900年1月1日を起点とした時に何日目か…を表しています。ですので、この部分は見た目上きちんと日付のデータになるように変換してあげる必要があります。

そのためにはTEXT関数というものを使います。TEXT関数は書式設定を整えてあげる関数ですが詳しくは次回以降に説明します。ここでは、「そのように使うのか…」ということを覚えておいて頂ければと思います。

ではTEXT関数を使用してどのように数式を入れればよいか見てみましょう。

Excel 数式 文字 関数3
Excel 数式 文字 関数3

=”日付“&”“&TEXT(NOW(),”YYYY.MM.DD HH:MM”)

文字が小さくてこちらも恐縮ですが、以上のように入力しています。

まず文字に関しては、ダブルクォーテーションで囲みます。そして文字と文字は&で繋ぎます。関数はダブルクォーテーションなしでそのまま関数を打ち込みます。TEXT関数の中に更にNOW関数を入れ、その後の引数として文字の型を入れます。

Y:Year

M:Month

D:Day

H:Hour

M:Minute

の略となります。

Excel 数式 文字 関数4
Excel 数式 文字 関数4

 

上記のように入力すると正しくひとつのセルの中で表示することができました。TEXT関数の使い方が少々難しいかもしれませんが、日付や金額など、単位を書式設定で組み込むものに関しては表示方法に工夫が必要です。

 

 

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