こんにちは。ひとりで.comです。
今日はExcel(エクセル)にてVisual Basicやマクロ機能、チェックボックスやラジオボタンといった少し中級者上級者向けの機能を使うために必要な基本設定の方法について紹介したいと思います。
Excel(エクセル)でリボンの[開発]タブを表示させる方法
*今回はMac版のOffice Excel(エクセル)2011を用いています。他のバージョンでは多少操作方法が異なる場合がありますので、ご注意ください。
リボンのタブとは以下のようなところです。
[ホーム]、[レイアウト]、[テーブル]、[グラフ]、[SmartArt]、[数式]、[データ]、[校閲]といったメニューがデフォルトで表示されておりますが、ここに[開発]というタブを追加することができます。この[開発]というタブは、中級・上級者向けのためデフォルトでは表示されていないのですが、いくつか便利な機能があるので、今回はこちらをデフォルトで表示されるように設定をしていきたいと思います。
リボンの設定画面から開発タブを表示させる
それでは早速、開発タブを表示させる方法について見ていくことにしましょう。
まずは、設定画面を開きたいと思います。リボンのメニューの一番右側にある歯車のマークを押します。すると、[リボンの環境設定…]という表示がでますのでこちらを押します。
こちらの[リボンの環境設定…]を押すと、以下のようなウィンドウが別画面に出てきます。[ユーザー設定]の部分にて、開発の項目があるので、ここにチェックを入れます。開発にチェックを入れたら、右下のOKボタンを押します。
すると、開発のタブがリボンメニュー部分に表示されるようになりました。これで開発タブをいつでも使うことができるようになります。
開発タブでできること
では、この開発タブというメニュー、一体何ができるようになるのでしょうか?
開発タブによってできる主な事は以下のとおりです。
項目 | 説明 |
マクロ | マクロとはプログラムのようなもので、例えば、ボタンを押したら表の集計を自動で行う…といったような自動機能を書くことができます。 |
アドイン | 様々な外部ツールを使って、Excel(エクセル)にデフォルトでは入っていない機能を追加することができます。 |
フォームコントロール | ボタン、チェックボックス、ラジオボタンといった、フォームで一般的に使われる機能をExcel(エクセル)内に組み込む事ができます。これによって、集計を楽にしたり、Excelの見た目を整形したりすることができます。 |
さて、今回は、リボンの[開発]タブの表示方法について説明しましたが、このタブをデフォルトで開いておくと、後々便利な機能を簡単に使うことができますので、今は必要ないと思っても、たった一度の操作でデフォルトで開発タブが表示されるようになりますので、今のうちに設定をしておきましょう。