Excel(エクセル)の使い方[基本編]:[Ctrl]+矢印でセルをジャンプさせるショートカットキー

Excel Ctrl+矢印 ショートカット
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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は、Excel(エクセル)の基本的な使い方、セルをジャンプさせる機能について紹介したいと思います。この機能はショートカットと呼ばれることもありますが、この使い方をマスターしておくだけで、効率がかなりあがるので、最初は使いにくいかもしれないですが、なるべく使うようにして早めに慣れてしまいましょう!

 

[Ctrl]+[矢印]でセルをジャンプさせるショートカットキー

 

Excel(エクセル)には様々なショートカットキーが用意されています。ショートカットキーとは、簡単なコマンドを入力することによって、様々な機能を使えるようになる、予め用意された短縮キーです。今回はその中でもセルを一気にジャンプできるショートカットキーについて紹介していきたいと思います。

 

たくさんデータがある表の一番最後に一発で移動する

 

まずは、サンプルを用意しましたので、以下の図に基づいて説明していくことにしましょう。

Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット

 

上のようなデータがあったとします。例えばこちらの表の場合、支店が9支店あるため、札幌支店から沖縄支店にセルを移動させようとすると、マウスでそのセルまでカーソルを合わせるか、キーボードだと、[↓]下矢印ボタンを8回押す必要があります。

毎回、支店間を移動するのに[↓]下矢印ボタンを連打するのは非常に面倒ですし、腱鞘炎になってしまいます。そういった場合に今回紹介するショートカットキーが使えます。

 

 

では、実際どのように操作し、どのように動くのかを見ていくことにしましょう。以下のように、まずはカーソルを「札幌支店」に置きます。

そして、次に [Ctrl]+[↓]を押します(Macの人は[Command]+[↓]となります)

Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット

 

 

するとどうでしょう?以下のように「合計」のセル(B13)まで移動したのではないでしょうか?

Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット

 

このように[Ctrl]+[↓]を活用することで、セルを一気に移動することができます。

 

 

間に空白があると移動できない

この[Ctrl]+[↓]というショートカットキーですが、一気にセル間を移動できるのですが、ひとつ気をつけなければならないことがあります。それは

「途中空白があった場合、その直前まで移動する」

という事です。間に空白のセルがあっても、一番したまで移動させたい…という場合は、空白ごとに移動が止まってしまうため、空白がある回数だけ、[Ctrl]+[↓]を繰り返す必要があります。

 

 

実際に図を見ながら見ていきましょう。

まずは、先ほどと同様に、適当に任意のセルにカーソルを合わせます。今回は「名古屋支店」にカーソルを合わせています。今度は先ほどとは異なり、右側に移動してみたいと思います。先ほどと同様に[Ctrl]+[→]という風にショートカットキーを押してみましょう。

Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット

 

するとどうでしょうか?以下のように、名古屋支店の粗利率の部分にて止まってしまっているかと思います。これは、セルのF8に空白があるため、その直前で止まってしまっている…ということになります。このように[Ctrl]+[矢印]というショートカットは、データがある範囲内でのみ有効となります。途中に空白のセルがある場合は、その直前のセルで止まってしまう…ということだけ注意が必要です。

Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Ctrl+矢印 ショートカット

 

 

 

 

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Shiftキーを追加するとセルを範囲選択できる

 

さて、ここまで紹介してきた[Ctrl]+[矢印]というショートカットですが、この使い方を応用すると、さらに便利な使い方ができるようになります。

 

この[Ctrl]+[矢印]というショートカットキーに対して、[Shift]を追加したいと思います。すなわち

[Shift]+[Ctrl]+[矢印]

という形になります。

 

このようにショートカットキーを使うと、指定した範囲を範囲選択することができるようになります。範囲選択をすると、その選択されたセルに対して様々なアクションを取ることができるようになります。

 

では、実際に見ていくことにしましょう。

今回は、セルB3にある「支店名」にカーソルをあわせるところから始めていきたいと思います。kの状態で、

[Shift]+[Ctrl]+[↓]

を押してみましょう。

Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット

 

 

[Shift]+[Ctrl]+[↓]を押すとB13のセルまで範囲選択された状態になります。

Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット

 

 

そして、その状態のまま今度は[Shift]+[Ctrl]+[→]というショートカットを押してみましょう。

Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット

 

すると、グレーアウトされた状態で、セルが範囲選択された状態になっています。この状態ですと、例えば、この範囲内のフォントの大きさを変えたり、フォントの色を変える、またセルの罫線を変更したりといった事が選択された範囲内にのみ反映させることができます。

 

例えば、以下のようなメニューを選択することによって、表の背景の色を調整することも可能です。

Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット
Excel 基本の使い方 Shift+Ctrl+矢印 ショートカット

 

 

 

このように、[Ctrl]+[矢印]のコマンドを活用することによって、セルを一気にジャンプすることができます。また、それを応用し[Shift]+[Ctrl]+[矢印]と組み合わせることに寄って、範囲選択することができるようになります。

 

 

[Ctrl]+[矢印]のショートカットキーはなれると、Excel(エクセル)操作が格段にあがるので、はじめのうちはなれないかもしれないですが、なるべく活用するようにして、早めに慣れてしまいましょう。