LARGE関数・SMALL関数 Excel関数(12)

Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数1
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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は、1回で2つの関数について紹介していきたいと思います。今日紹介するExcel関数は、指定した範囲の中でN番目に大きい(小さい)数値を表してくれるLARGE関数・SMALL関数について紹介していきたいと思います。こちらもよく使う関数として覚えておくと良いでしょう。

 

MicrosoftではLARGE関数・SMALL関数は以下のように説明されています。

指定されたデータの中で N番目に大きな(小さな)データを返します。 この関数を使用すると、相対的な順位に基づいて値を選択することができます。 たとえば、LARGE 関数を使って、第 1 位、第 2 位、または第 3 位の得点を返すことができます。

実際の数式は以下のように示します。

LARGE関数であれば…

=LARAGE(範囲,順位)

SMALL関数であれば…

=SMALL(範囲,順位)

という形となります。

 

では実際の使い方について見ていきましょう。

Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数1
Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数1

上記の表のように、数学・英語の得点が個人別で並んでいる表があったとします。

この表の中で3番目に高い得点は何点なのか…という事についてLARGE関数を用いて算出してみたいと思います。

Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数2
Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数2

=LARGE(C5:D9,3)

こちらのLARGE関数では、「C5からD9の範囲の中で3番目に大きな数値はどれか」ということを示しています。

Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数3
Excel 関数 LARGE関数 SMALL関数3

このように3番目に大きい点数(数値)が関数の結果として表示されます。

N番目に大きい(小さい)数値を調べることができる関数と言う事で、RANK関数と混同されることが多いですが、RANK関数は、順位を調べるのに対して、LARGE関数(SMALL関数)はその順位の数値を調べる事ができますので、間違えないようにしましょう。

 

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