こんにちは。ひとりで.comです。
今日は、1回で2つの関数について紹介していきたいと思います。今日紹介するExcel関数は、指定した範囲の中でN番目に大きい(小さい)数値を表してくれるLARGE関数・SMALL関数について紹介していきたいと思います。こちらもよく使う関数として覚えておくと良いでしょう。
MicrosoftではLARGE関数・SMALL関数は以下のように説明されています。
指定されたデータの中で N番目に大きな(小さな)データを返します。 この関数を使用すると、相対的な順位に基づいて値を選択することができます。 たとえば、LARGE 関数を使って、第 1 位、第 2 位、または第 3 位の得点を返すことができます。
実際の数式は以下のように示します。
LARGE関数であれば…
=LARAGE(範囲,順位)
SMALL関数であれば…
=SMALL(範囲,順位)
という形となります。
では実際の使い方について見ていきましょう。
上記の表のように、数学・英語の得点が個人別で並んでいる表があったとします。
この表の中で3番目に高い得点は何点なのか…という事についてLARGE関数を用いて算出してみたいと思います。
=LARGE(C5:D9,3)
こちらのLARGE関数では、「C5からD9の範囲の中で3番目に大きな数値はどれか」ということを示しています。
このように3番目に大きい点数(数値)が関数の結果として表示されます。
N番目に大きい(小さい)数値を調べることができる関数と言う事で、RANK関数と混同されることが多いですが、RANK関数は、順位を調べるのに対して、LARGE関数(SMALL関数)はその順位の数値を調べる事ができますので、間違えないようにしましょう。