RANK関数 Excel関数(3)

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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は表の中での順番、順位を表現できるRANK関数について説明していきたいと思います。

RANKはRanking(ランキング)の意味です。

MicrosoftではRANK関数については以下のように記載されています。

数値のリストの中で、指定した数値の序列を返します。 数値の順位は、リスト内の他の値との相対的な位置になります (リストの数値の順序を並べ替えても、指定した数値の順位は変わりません)。

重要: この関数は、より精度が高く、その使い方をより適切に表す名前を持つ、新しい 1 つ以上の関数で置き換えられました。この関数は下位互換性のために引き続き利用可能ですが、Excel の将来のバージョンでは利用できなくなる可能性があるため、今後は新しい関数を使用することを検討してください。

新しい関数の詳細については、「RANK.AVG 関数」および「RANK.EQ 関数」を参照してください。

後半にあるRANK.AVG関数やRANK.EQ関数についてですが、ちょっとわかりづらい書き方になっていますが、最新版のExcelでは、同順位の場合何位と表示するか…が決められるようになっています。ただ、今回については説明を簡素化するためにRANK関数についてのみ説明したいと思います。

 

さて、それでは実際の例を見ていくことにしましょう!

例えば以下の例で考えてみます。

RANK Excel 関数

以上のようなテスト結果があったとします。今は5名のみの表示なので、全体を見た上で誰が何位なのか…というのはわからなくもないですが、これが100名だったらどうでしょうか?

そんな時にRANK関数を利用すると、すぐに順位がわかるようになります。それではどのように入力すれば良いのでしょうか??

=RANK(数値,範囲,[順序])

上記のような形で入れることができます。

実際にRANK関数を入力してみましょう。

Excel 関数 RANK関数

ここでは…

=RANK(C3,C3:C7,0)

と入力しています。C3の値をC3からC7の範囲での順番を0(降順:大きい順)でランキング表示して欲しい、という意味になります。

その他のセルも同様に入れてみましょう。

Excel 関数 RANK関数3

 

このような形で順位が表示されました。

なお、最後の「0」を「1」に変更すると、得点が低い順に表示することも可能ですので、試してみると良いかもしれません。