こんにちは。ひとりで.comです。
2017年2月17日放送のモーニングチャージのビジネスフォーカスは「”ジム飯”が熱い」と題して競争激化するフィットネス業界で注目を集めるGAJARA / BROS TOKYOを紹介する。
ジム飯で差別化!フィットネス業界の新たなサービス
個々数年、フィットネスクラブの事業所数は増加傾向にあり、その市場規模は約4,000億と推計されている。
トレーニング後にジム飯:GAJARA
東京六本木にあるGAJARA(ガジャーラ)という会員制のフィットネスクラブ。このGAJARAはトレーニングルームが4部屋で全てが完全個室となっている。他の人の目を気にすることなくトレーニングを行うことができるので、女性客が多く利用しているという。
トレーニングを終えた利用者達が、部屋の奥で食事を摂り始める。このGAJARAでは、他店との差別化を図るため、ジムが提供するご飯=ジム飯を提供している。
このジム飯は管理栄養士の資格を持つスタッフが調理し提供しており、食べごたえのある肉プレートやサラダ中心のサラダライスプレートなど全5種類の中から選ぶ事ができる。ご飯には、玄米と白滝を混ぜることで少ない量でも満腹感をアップさせるように工夫している。
利用者は…
「何が体に良いかもわからないですし、カロリー計算も大変。ここでは全てお任せできるので非常に楽」
と言った声や
「自分で何品も作るのは非常に手間なので、バランス良く品数多く提供してくれるのは嬉しい」
と言った声が寄せられている。
更に、ジム利用料に食事代も含まれている為、運動後食事を済ませて帰られる方が多い。
料金体系は「2ヶ月集中コース」でトレーニング16回:29万8,000円(税込)これに食事指導・食事・プロテイン20回分がついている。
カフェを通してジムを知ってもらう:BROS TOKYO
ジム飯を提供しているジムは他にもある。東京都千代田区の岩本町駅近くにあるBROS TOKYO。宮城県のニイヌマ株式会社という企業が運営している。1階がカフェになっており、地下1階にトレーニングスペースがある。このトレーニングスペースには、1台約200万もするマシーンが4台完備されている。着替える必要がなく、気軽にトレーニングできるのもこの店の特徴である。
しかし、お店の経営戦略のカギはジムではなく、1階のカフェにあるとのこと。その狙いとは…。
より多くの方々に運動してもらいたい。カフェに通う中で健康に意識を持っていただいて運動していただけたら良いと思っている。
カフェで提供しているジム飯は、キッシュやサンドイッチなど。中でもイチオシなのが、カレグラというメニュー。見た目はカレーのようだが、カレーとグラノーラをミックスした食事となっている。独特の触感とほのかの甘みが店独自のカレーと見事にマッチ。また低糖質のグラノーラを使っているため、糖質が気になっている人も楽しむことができる。
お店の狙い通り、カフェを利用する人がジムも利用するというケースが増えているという。
様々な趣向を凝らし、凌ぎを削るフィットネス業界、今後も新たな施策に注目が集まります。