こんにちは。ひとりで.comです。
2017年2月22日放送のモーニングチャージのビジネスフォーカスは「盛況!マラソンビジネス」と題して、近年競技人口が急増しているマラソン関連ビジネスを紹介。
注目のマラソンビジネス
応援者にもありがたいスマホアプリ
先月、茨城県で開かれたマラソン大会。近年、参加者は増加傾向にあるという。マラソン参加者とその応援者の中で、あるスマートフォンアプリが人気となっている。そのアプリが「応援navi」というアプリである。
この応援naviというアプリを使うと、ランナーがいまどこを走っているのかがわかります。またランナーのペース配分を計算して、ゴールの予測タイムまで算出することができる。
このアプリを開発したのが、株式会社アールビーズという企業。雑誌「ランナーズ」を発刊しており、スポーツビジネスを展開する同社。
靴に取り付ける小型発信機チップでランナーのタイムを計測するシステムを21年前に開発し、改良を重ねてきた。現在、全国のマラソン大会の7割で採用されるまでに進化しており、その技術を活かして作られたのが、応援naviのアプリである。
担当者は…
これまではランナーだけが主役だったが、その家族や応援者すべてが大会に関わるという視点でサービスを展開していきたい
と言っている。
マラソン大会の躍動感溢れる写真を撮影:フォトクリエイト
更にマラソンビジネスは、写真業界でも注目を集めている。
フォトクリエイトでは、一般ランナーの躍動感溢れるシーンを写真としてプロカメラマンが撮影するサービスを展開している。マラソン大会にプロカメラマンを送り込み、一般ランナーを撮影する。ランナーは後日インターネットからゼッケン番号を入力すると、自分の写真を探し、それを購入することができる、という仕組みである。価格は1枚1,620円からとなっている。
15年前に創業したフォトクリエイトは、マラソン以外のスポーツでの撮影も行うなど精力的にスポーツビジネスに参入しており、年商は35億円。年間600ものマラソン大会で撮影を行っている。
10年で3倍以上に増えたマラソンランナーをめぐってビジネスチャンスが拡大していた。