[がっちりマンデー!!]( ミネラルウォーター / キトー / 日本ワイン / ネクタイ ) 「おらが県こそ輝くNo.1」第15弾!山梨県 富士山だけじゃない!おいしい水から産業マシーンまで山梨が誇る日本一を大特集!! – 2017年5月21日

がっちりマンデー
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年5月21日放送のがっちりマンデーは「「おらが県こそ輝くNo.1」第15弾!山梨県
富士山だけじゃない!おいしい水から産業マシーンまで山梨が誇る日本一を大特集!!」と題して、山梨県の日本一を特集します。

 

それも山梨県が日本一!? 意外と多い日本一

 

 

ミネラルウォーター生産量日本一!

 

ミネラルウォーター
ミネラルウォーター

 

山梨県はミネラルウォーターの年間生産量が日本一である。しかも、2位の静岡県に圧倒的な差をつけて1位である。なかでもサントリーの白州工場では、国内売上No.1のサントリー 南アルプスの天然水を年間6億本も製造されている。さらにコカコーラのいろはすを製造している工場も同じ山梨県にある。


山梨県内には大小合わせてミネラルウォーターメーカーが100社以上点在している。

では、なぜ一大産地になったのだろうか。

それはまず、南アルプスの地下水と富士山の地下水という2大地下水があるおかげ。それに加えて大消費地東京都が近いというのも大きく影響している。

 

 

 

巻上げ機日本一!株式会社キトー

 

株式会社キトー。この会社が作っている日本一のものとは…巻上げ機である。1932年の創業以来、85年もの間、巻上げ機の国内トップメーカーとして君臨している。

 

国内で60%ほどのシェアを持っており、山梨県の本社工場で年間40万台ほど製造しており、年間売上は511億円となっている。

 

では、なぜ山梨県で日本一になったのだろうか。

 

35年前、中央自動車道が全線開通し、企業の工場が続々と山梨県に進出した。株式会社キトーはもともと東京都大田区に本社を構えていたが、これをきっかけに大きな用地が確保できる山梨県へ移転してきたのである。

同様の理由で、産業用ロボット国内トップメーカーのファナックも山梨県に本社を構えている。

 

巻上げ機のシープと呼ばれる部分は荷物の上げ下げ時にチェーンをしっかり固定する部分に株式会社キトーの技術が詰まっている。

 

 

 

日本ワイン日本一!中央葡萄酒

 

日本のぶどうから作られたワインを日本ワインと呼ぶ。山梨県は国内有数のワインの産地であり、中でも国産のぶどうを使って作られる日本ワインの年間出荷額は138億円となっている。

 

日本ワイン
日本ワイン

 

もちろん、これだけ生産量が多い理由は、山梨県でぶとうが日本一採れるからである。特に甲府盆地がある甲府地方では平安時代から作られている軒の特産品である。

中央葡萄酒は創業から90年以上の歴史を誇る老舗メーカーである。年間およそ50トンのぶどうを生産し20万本の日本ワインを製造している。

キュヴェ三澤 明野甲州は2014年、世界92カ国で発行しているワイン専門誌「デキャンタ」のワインコンクールにおいて日本で初めて金賞を受賞したのである。

 

中央葡萄酒は、日本で初めて垣根栽培を成功させた。垣根栽培では木が大きくならないように枝の9割近くをカットしている。収穫量は2割ほどに減ってしまうが残ったぶどうは糖度が4割以上高い。この垣根栽培、ワインの本場フランスでは一般的であるが、収穫量が激減してしまうこともあって、日本では全く行っていなかった。

 

 

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ネクタイの生地日本一!山崎織物

 

ネクタイ生地の国内シェア47%を誇る山崎織物株式会社。現在年間12万本分のネクタイ生地を生産している。

なぜ、山梨県でネクタイの生地作りが盛んになったのか…。

山梨県南都留郡は富士山の溶岩が流れ込ん後にできた土地で耕作面積も狭く、江戸時代に代官様が地域の産業振興ということで力を入れて甲斐絹という生地が江戸に出荷されるようになったという。

甲斐絹とは細く滑らかな絹糸で織った高級生地で美しくきめ細やかなデザインとなっており、羽織の裏地などに使われ江戸時代から人気となっている。

しかし、明治時代から着物から洋服に変わり用途が少なくなってきたことから目をつけたのがネクタイの生地。これまでの甲斐絹づくりで培った技術がネクタイの柄のデザインに活かせるとあって、あっという間に一大産地になったのである。

 

更に、織物には色染めが必要なため、山梨県の富士山の湧水が非常に役立っている。これも山梨県で織物産業が栄えた理由の一つである。