こんにちは。ひとりで.comです。
今日は、Googleドキュメント / スプレッドシートにあるけど、これ何の機能なの?という不思議な機能について紹介していきたいと思います。
Googleドキュメント / スプレッドシートにある”単語リスト”ってどんな機能?
Googleドキュメント / スプレッドシートにある単語リストについて
Googleドキュメントやスプレッドシートに単語リストという機能があるのをご存知でしょうか?知っている方も知らない方もいるかと思いますので、どこにその機能があるかについてまずは紹介していきたいと思います。
まずはそれぞれのツールにおいて、どこにその”単語リスト”があるのかについて説明していきたいと思います。まずはGoogleドキュメントにおいてです。
グローバルメニューの[ツール]から[単語リスト]という箇所にあります。
そして次にGoogleスプレッドシートです。
こちらも、Googleドキュメントと同様にグローバルメニューの[ツール]から[単語リスト]という箇所にあります。
単語リストはどういうときに利用するものなのか?
この単語リストという機能…実はGoogleドキュメントやスプレッドシートのヘルプやサポートのページに行って調べてみても、それらしき項目が見つかりません…。すなわち、これがどういう動きをするか自分の目で確かめなければ、それがどういった機能なのかがわからない、というわけです。
おおよそ、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート+単語リストという検索ワードでヘルプページ以外を見てみても、プルダウンリストのページしか出てきません。それくらい需要もない機能なのかもしれません。
そして、のちのち説明しますが、この機能、実は日本語で使用しているとあまり活躍の場が出てこないという別の特徴も持ち合わせております。
従って、日本語で使っている以上、(現在においては)ほとんど役に立たない可能性があります。この機能があるぐらいだったら、他の機能を追加して欲しい気もするのですが、それは我々がどうこう言えるものでもないため、このくらいにしておきたいと思います。
前置きはこのぐらいにして、Googleドキュメント / Googleスプレッドシートにある”単語リスト”という機能が一体どういった機能なのかについて説明していきたいと思います。
先の段落で説明したように、”単語リスト”にたどり着くには、グローバルメニューの[ツール]から[単語リスト]とすすんでいきます。そこで、単語リストを選択すると以下のような画面が現れます。
ここでは、単語をひとつずつ登録することができます。ここで単語を登録することによって何が起きるのか…それは、
単語リストに登録した単語は、スペルチェックの対象から外れる
ということが可能になります。
Googleドキュメント / Googleスプレッドシートは非常に優秀で、同じファイル内に別の送り仮名が振られている単語や、単純なスペルミスに関しては、表記ゆれの注意を促してくれます。
このような表記ゆれですが、例えばその言葉自体が固有名詞的に使う単語であったり敢えてその送り仮名に設定している場合、それを事前に(もしくは後からでも)単語リストに登録することによって、それを一般名詞ではなく固有名詞もしくは特別な用語としてスペルチェックの対象から除外してくれるのです。
特にひとつのドキュメントやスプレッドシートで多くのデータや文字数を扱うときなどは、この単語リストを活用することによって、特定の文字を特別扱いでき、校正などの際にも効率的に修正作業を行っていくことができるというわけです。