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Excelのセル内で漢字のよみがな(ルビをふる)関数 – PHONETIC関数 –
Excel(エクセル)では、セル内に漢字を入れた場合、どのようにひらがなを入れて変換したのか…というのを記録として残しております。従って、そのよみがな(ルビ)を関数を使って戻してあげることができます。
【目次】
1.PHONETIC関数とは?
2.PHONETIC関数を使ってルビをふる
3.セル内でふりがなを表示させるには?
1.PHONETIC関数とは?
Microsoftのページでは以下のように記載されております。
文字列からふりがなを抽出します。
=PHONETIC(範囲)
PHONETIC 関数の書式には、次の引数があります。
範囲:必ず指定します。ふりがなの文字列を含む 1 つまたは複数のセル参照を指定します。
・範囲に複数のセルを指定した場合は、セル範囲の左上隅に指定されているふりがなが返されます。
・範囲に隣接しない複数のセルを指定した場合は、エラー値 #N/A が返されます。
2.PHONETIC関数を使ってルビをふる
以下の様な表の名前についてふりがなをふってみましょう。
フリガナの部分に関数を入れます。
=PHONETIC(C4)
上記のように関数を入れることによって、フリガナを表示することができます。
PHOENTIC関数は、単純に漢字のセルを指定するだけなのでものすごく簡単です。
3.セル内でふりがなを表示させるには?
PHONETIC関数でセルにふりがなをふることもできますが、セル内にふりがなをふることもできます。その方法についても紹介しておきたいと思います。
書式からふりがなを表示させることができます。
①漢字が記載されている範囲を選択します。
②メニューの「書式」→「ふりがな」→「ふりがなの表示/非表示」を選択します。
どうでしょう?
以下のようにセルの中にふりがながふられました。
いかがでしたでしょうか?
PHONETIC関数は漢字にふりがなをふることができます。また、そのふりがなに関しては、ベツセルに表示させるだけでなく、同じセル内にも表示させることができます。