こんにちは。ひとりで.comです。
今日は、Wordpressのプラグイン機能を使って定期的に自動バックアップを取得する方法を紹介していきたいと思います。
WordPressのプラグイン「BackWPup」を使って定期的にバックアップをする方法
【目次】
バックアップは取っておいたほうが良い？
結論から言うとYesです。というのも、Wordpressは使っている人も多い反面、狙われやすいのが特徴です。
気がついたら乗っ取られてた…知らぬ間にデータが書き換わっていた…などの情報が起きた際、バックアップを取っていると、その地点まで戻ることが可能です。いわゆる保険のようなものですね。
作業は少し手間がかかりますが、必ずバックアップを取るようにしましょう。
※ちなみに、こちらではWordpress内でバックアップを取る方法を紹介しますが、Wordpress内で行ったバックアップをローカル環境にも定期的にコピーしておくことで、Wordpress自体が乗っ取られた際の復元に大いに役立ちます。
WordPressを自動バックアップするならプラグイン：BackWPupを使おう。
WordPressのプラグインでBackWPupというプラグインがあります。まずはこちらをダウンロードするところから始めましょう。
プラグインの追加画面からキーワードの欄に「BackWPup」と入力しましょう。すると、以下のようなプラグインが登場します。
こちらからBackWPup – WordPress Backup Pluginをインストールし、有効化します。
次に左側のメニュータブにあるBackWPupの「新規ジョブを追加」を選択します。ここから、どのようなバックアップを行うかを設定してくことになります。
BackWPupによる自動バックアップの手順
それでは、ここからはWordpressのプラグインのBackWPupによる自動バックアップの手順について説明していきたいと思います。
まず、前提としてここでの自動バックアップは3つにわけて行いたいと思います。
- ファイルのバックアップ
- データベースとプラグインのバックアップ
- 記事内容のバックアップ
それぞれについて、少しバックアップの期間を変更しておりますので、お好みの期間がある場合には、適宜変更するようにしてください。
ファイルのバックアップ
まずはファイルのバックアップをしていきます。新規ジョブ追加をしたあと、ジョブの名前を指定します。
ここでは、
File Back Up
とします。そして、ファイルのバックアップのみにチェックをいれます。
さらに下のほうに進んでいき、アーカイブ形式を選択します。アーカイブ形式とは、保存するファイルの形式を選択します。
WindowsユーザはZip
MacユーザはTar GZip
を選択してください。
次にジョブの宛先（どこにバックアップをするか）を選択します。ここではフォルダーへバックアップを選択します。
※もちろん、その他の保存先を選択しても構いません。
次にスケジュールのタブに移動します。ここでは、ジョブの開始方法としてWordPressのcronを選択します。
そして、スケジューラーを設定します。このファイルのバックアップでは、毎週を選択します。
次に宛先：フォルダーに移動します。ここでは、具体的に
uploads/file-backups/
とします。このバックアップするフォルダ名は任意ですので、好きな名前に設定しても構いませんが、あとでわかりやすい名前を設定することをおすすめします。
ファイルの削除に関しては、12と設定します。毎週保存して12個ファイルを保持するのでおよそ3ヶ月間バックアップが保持されることとなります。
ジョブの実行を行うと、バックアップが開始されます。バックアップを行っている最中は以下のような表示がされます。ここで警告やエラーが表示されていないか注意してみておくようにしましょう。
データベースとプラグインのバックアップ
次にデータベースとプラグインのバックアップ方法に移ります。先のファイルのバックアップとやり方はほとんど一緒です。
同じく新規ジョブ追加をしたあと、ジョブの名前を指定します。
ここでは、
Database Backup
とします。そして、データベースのバックアップとインストール済みプラグイン一覧にチェックをいれます。
さらに下のほうに進んでいき、アーカイブ形式を選択します。アーカイブ形式とは、保存するファイルの形式を選択します。
WindowsユーザはZip
MacユーザはTar GZip
を選択してください。
次にジョブの宛先（どこにバックアップをするか）を選択します。ここではフォルダーへバックアップを選択します。
※もちろん、その他の保存先を選択しても構いません。
次にスケジュールのタブに移動します。ここでは、ジョブの開始方法としてWordPressのcronを選択します。
スケジューラーは毎日を選択します。データベースはほぼ毎日書き加えられますので、ファイルのバックアップよりも頻繁にバックアップを取るようにします。
次に宛先：フォルダーに移動します。ここでは、具体的に
uploads/database-backups/
とします。このバックアップするフォルダ名は任意ですので、好きな名前に設定しても構いませんが、あとでわかりやすい名前を設定することをおすすめします。
ファイルの削除に関しては、30と設定します。毎日保存して30個ファイルを保持するのでおよそ1ヶ月間バックアップが保持されることとなります。
ここまで設定できたら、ジョブの今すぐ実行を押します。
ジョブの実行を行うと、バックアップが開始されます。バックアップを行っている最中は以下のような表示がされます。ここで警告やエラーが表示されていないか注意してみておくようにしましょう。
記事内容のバックアップ
次に記事内容のバックアップに移ります。先のデータベースとプラグインのバックアップとやり方はほとんど一緒です。
同じく新規ジョブ追加をしたあと、ジョブの名前を指定します。
ここでは、
Article ( XML ) Backup
とします。そして、WordPressのXMLエクスポートにチェックをいれます。
さらに下のほうに進んでいき、アーカイブ形式を選択します。アーカイブ形式とは、保存するファイルの形式を選択します。
WindowsユーザはZip
MacユーザはTar GZip
を選択してください。
次にジョブの宛先（どこにバックアップをするか）を選択します。ここではフォルダーへバックアップを選択します。
※もちろん、その他の保存先を選択しても構いません。
次にスケジュールのタブに移動します。ここでは、ジョブの開始方法としてWordPressのcronを選択します。
スケジューラーは毎日を選択します。データベースはほぼ毎日書き加えられますので、ファイルのバックアップよりも頻繁にバックアップを取るようにします。
次に宛先：フォルダーに移動します。ここでは、具体的に
uploads/article-xml-backups/
とします。このバックアップするフォルダ名は任意ですので、好きな名前に設定しても構いませんが、あとでわかりやすい名前を設定することをおすすめします。
ファイルの削除に関しては、30と設定します。毎日保存して30個ファイルを保持するのでおよそ1ヶ月間バックアップが保持されることとなります。
ここまで設定できたら、ジョブの今すぐ実行を押します。
ジョブの実行を行うと、バックアップが開始されます。バックアップを行っている最中は以下のような表示がされます。ここで警告やエラーが表示されていないか注意してみておくようにしましょう。
いかがでしたでしょうか？少し説明は長かったですが、そこまで複雑ではないですし、もしバックアップを取っていなかったがばっかりにこれまで蓄積したデータがなくなってしまったら、そのショックは計り知れないでしょう。
必ずバックアップは取っておくようにしましょう。
