[未来世紀ジパング]日本vsイタリア”長寿食”対決! 世界の「健康食」ブームの先に – 2018年6月13日

未来世紀ジパング
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こんにちは。ひとりで.comです。

2018年6月13日放送の未来世紀ジパングは「日本vsイタリア”長寿食”対決! 世界の「健康食」ブームの先に」と題して、長寿と発酵食品の意外な秘密、そして世界に広がる日本の発酵食品について紹介します。

 

世界の長寿ランキングで2位の日本。

長寿の秘密と言われるのが豊富な「発酵食品」だ。醤油や味噌をはじめ1000年以上の歴史を誇る「麹」に世界から注目が集まっている。

さらに海外では受け入れられなかった健康食の代表「納豆」もついにブームが・・・。市場規模は10兆円に急拡大と予想されている”健康・長寿食”の秘密と可能性を追った。

 

 

日本vsイタリア”長寿食”対決! 世界の「健康食」ブームの先に

 

 

世界3位の長寿国イタリア

実はイタリアは、世界長寿ランキングで第3位である。

1位 香港 84.3歳
2位 日本 83.8歳
3位 イタリア 83.5歳

 

イタリアのチレントという州にあるアッチャローリ村は人口の約1割が90歳以上という長寿村である。世界の研究者がこぞって研究を進めるその秘密とは…食である。

地中海に面するこの村は、毎日新鮮な魚を食べている。中でも青魚は認知症の予防に効果的だと言われている。さらに市場では新鮮な野菜が並び、その種類も豊富にある。

さらに地元名産のモッツァレラチーズも有名である。発酵食品はタンパク質やカルシウムが豊富に含まれており、健康に良いのである。

この地域の料理は地中海式料理と呼ばれ、その料理教室はイタリア全土から習いたいという人が集まるのだという。

 

そんな長寿の人が多い村が日本にもあった。それが長野県である。長寿の理由のひとつが味噌である。発酵食品の味噌には、がんや脳卒中の予防効果もあるとされている。

そんな長野県の中でも長寿村と言われているのが、松川村である。松川村は人口9,800人で男性長寿日本一である(2010年)。そんな松川村の長寿の秘密も食にあるのだという。

実は、長野県は昔は長寿とは遠い県だったのだが、1980年代に行った減塩運動が功を奏し、長寿村となったのである。減塩運動とは、保健師が塩分減少を指導するために味噌汁や漬物の減塩に取り組んだものである。

 

 

 

ヨーロッパで使用がすすむ日本の味噌・塩麹

 

食の都のフランス、パリ。年に一度、テイスト・オブ・パリという食の一大見本市が開かれる。その一角で気になる看板がった。それが…

UMAMI

と書かれたものである。フランス人が経営するお店で日本の食材を輸入販売しているのだという。中でも一番注目注目されているのが味噌である。フランスでは味噌はマヨネーズと同じ分類になるのだという。しかし、こってりのマヨネーズとは違い、味噌はまろやかで健康的である。

 

さらに日本の発酵食品である液体塩麹も注目されている。ハナマルキの液体塩こうじをほとんどすべての料理に入れているフランス料理店もあるほどだという。

 

 

 

 

アメリカで納豆ブーム到来?

 

日本の発酵食品の代表格と言えば、納豆である。

 

しかし、NYで納豆が好きか聞いたところ、

  • 好き:14%
  • 嫌い:86%

という結果だった。

しかし、そんなNYでも納豆を使って人気メニューが最近出てきているのだという。それがヘスターストリートカフェで出されている「納豆チーズサンド」である。半年前に試しにメニューに加えたところ、今では一番人気になったのだという。

実は、いまニューヨーカーの間で納豆が密かなブームになりつつあるのだという。

 

納豆は日本国内でも2,313億の市場規模がある。最近の研究ではナットウキナーゼが見直されており、これまでは血栓を溶かす効果だけだったが、アルツハイマー病で脳にたまる「βアミロイドタンパク」を溶かす作用があるということがわかった。すなわち、認知症の予防に効果があることがわかってきたのである。

 

 

 

 

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