こんにちは。ひとりで.comです。
2018年8月5日放送のがっちりマンデーは「謎のダイエット会社「ライザップ」!40歳社長が登場!!ダイエットだけじゃない!3年で50社以上買収しているワケ!」と題してライザップグループの代表瀬戸健さんが登場します。
謎のダイエット会社「ライザップ」3年で50社以上買収しているワケ
結果にコミットのライザップとは?
ライザップのメインビジネスと言えば、もちろんダイエット。強烈なインパクトのTVCMでも有名である。
結果にコミットする
という言葉も話題となった。ではライザップはどうやって結果にコミットさせているのか…。ダイエットが失敗する大きな理由は、やりきれない、ということである。そこでライザップはどうやったらやりきれるのか、を徹底的に研究し、それを仕組み化したのである。
例えば、完全個室。もちろん、細かく丁寧に教えられるというのもあるが、何よりもお客さんとトレーナーとの距離が近い。するとやめようという気が起きづらくなるのである。さらに、お客さんから毎日の食事を必ずメールしてもらい、その内容について細かく指導を行っている。ここまで細かくチェックされているとお客さんもサボれないのである。
また、料金を前金制にし、その料金もかなり高いため、簡単に辞めないようになっている。
そして1番のやりきらせるポイントが、褒めることとダメ出しの絶妙なバランスである。
ライザップではこうした指導方法を身につけさせるために独自の研修プログラムを作っている。そこでは、お客さんとの距離感や微妙な言葉遣いなど、お客さんをやりきらせるための指導法をみっちり身につけることができるようになっているのである。
ライザップのノウハウを他のビジネスでも応用
そしてライザップでは、このダイエット分野で培ったノウハウを他の分野にも応用している。
例えば、ライザップゴルフは個室でマンツーマン指導、2ヶ月コースで料金は30万円とダイエットと同じである。さらに英会話教室のライザップイングリッシュ。こちらもマンツーマンで指導し2ヶ月コースで30万と、さまざまな分野で結果にコミットしているのである。
買収を繰り返し3年で50社以上を買収!!
ライザップグループは上記のような分野だけでなく、実は多くの会社を買収して大きくなっているのである。その数なんと3年間で50社以上にものぼる。
例えば、アパレルのジーンズメイトも2017年にライザップが買収した。さらに、フリーペーパーのぱどやサンケイリビング新聞社、サッカーチームのベルマーレ湘南などもライザップグループである。業種などはバラバラであるが、ただひとつ共通しているのが
下り坂の会社
であるということである。
女性用の補正下着メーカー、マルコ株式会社は2年前まで2期連続赤字で、約37億円の赤字が前年度は15億円の黒字になったのだという。そのやり方は、優秀な人をトップに入れて会社を立て直してもらうというものである。現在のマルコの社長も6社目の経営になるのだという。
さらに、ライザップが買収したインテリア雑貨屋のハピンズという会社も、昨年度8億円の赤字だったのが、今期は3,000万の黒字の見込みなのだろ言う。
社長自らがヘッドハンティング
では、どのように優秀な人を集めてくるのか…それは瀬戸健社長のヘッドハンティングである。現在、ライザップのITを統括している人物ももともとはユニクロでCIOをしていた人物である。それ以外にも、ニトリの社長室長だった人や、オルビス化粧品の社長、ダイソーの専務など、名だたる企業の有名人が揃っているのである。
さらに、最近では、カルビーの元会長兼CEOだった松本晃さんも合流している。松本晃さんは、カルビーに在籍した9年間で売上を1,300億から2,500億へと約2倍にした人物である。