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2018年8月21日放送の夢遺産〜リーダーの夢の先〜はラクスル社長・松本恭攝さんが登場。
今回の夢追人は、印刷業界の革命児、ラクスル株式会社社長松本恭攝。弱冠24歳で起業…6兆円市場への挑戦は、大学時代の体験がきっかけだった!松本の“未来に遺したい夢”とは?
ラクスルの基本情報
社名 | ラクスル株式会社 |
住所 | 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F |
創業 | 2009年9月1日 |
資本金 | 19億2604万5150円 |
売上 | 76億7,500万円 |
事業内容 | クラウド型ネット印刷 |
従業員 | 188名 |
誰もやらないからこそ、そこにチャンスがある
サイトの会員数は60万人。印刷会社をネットワーク化し、非稼働の印刷機を利用して高品質で低価格を実現した印刷のシェアリングプラットフォームのラクスル。社長の松本恭攝さんには小さい頃夢があった。それは…
「0」から「1」を作ること
である。
きっかけは大学時代に訪れたアメリカのシリコンバレー。サンフランシスコ南部にある町でIT関連企業が集中していることで有名である。そこには、それまでの日本の常識を持っていない人たちが多くおり、常に新しいことにチャレンジをしている空間だったのだという。それに刺激され、2008年にコンサルティング会社に就職した。
そこで見つけたのが市場6兆円の印刷業界だった。しかし、マーケットは上位2社がそのうちの3兆円を持っており、それ以外の3兆円をおよそ3万社の印刷会社が担っているという構造になっていたのである。そこには多重下請けの構造があり、非常に非効率が大きいマーケットだったのである。
古くからある業界ということもあり、ベンチャー企業として参入していこうという人もいなかったため、逆に自分がそこに飛び込むことで印刷業界の仕組みを変えられるのではないかと考えたという。
1年で会社を辞め、ベンチャー企業を設立した。ベンチャーキャピタルに話を持っていくと否定的な意見が多かったという。
ゼロから始めたラクスルもここ3年で売上は3倍に成長している。松本恭攝さんの夢は今尚続いている。
そんな松本恭攝さんの未来に残したい夢は
新しいスタンダードを作ってそれをインフラ化する
ことだという。