こんにちは。ひとりで.comです。
2018年9月13日放送のカンブリア宮殿は「空き家が毎年60万戸増える時代に、理想の我が家を手に入れる。中古住宅革命の全貌!」と題してリノベるの社長 山下智弘(やました ともひろ)さんが登場。
今、中古住宅の新たな住み方が話題になっている。築20年以上と年季の入ったマンションなのに中をのぞくと、外観からは想像できないくらいおしゃれで新しい。実は、リノベーションして丸ごと中身を作りかえ、しかも住む人の暮らしに合わせた間取りになっている。古い家を劇的に変身させるのは、リノベーション専門の会社「リノベる」。リノベすることで資産価値もアップする!?そんな中古革命の全貌に迫る!
空き家が毎年60万戸増える時代に、理想の我が家を手に入れる。中古住宅革命の全貌!
【目次】
空き家問題を解決!中古住宅革命を起こす「リノベる」
人口減少などの影響で、全国には約1,000万戸の空き家があり、これから毎年60万戸増えてゆくという時代。
ところが、名古屋にある築47年のマンションに今、住む人が増え始めているという! 訪ねてみると…「リノベーションをして移り住みました」。
中身を丸ごと作りかえ、なんともオシャレな部屋に住んでいた。しかも、その部屋を見学した人たちが、続々とこのマンションでリノベーションをし、移り住んでくるという。そのリノベーションを手掛けたのは、・・・・空き室問題を解決する男・リノベる社長の山下智弘さん(44歳)。
山下さんが社長を務めるリノベるは、社員194人、平均年齢29歳、立ち上げから8年の若い会社だ。扱う物件は、8割が築20年以上というリノベーションの専門会社なのだ。
住む人に寄り添う、“リノベる流ワンストップサービス”の強みとは?
長く住み続けられるマンションは、どう見分けたら良いのか?リノベるでは、物件探しからサポートしている。
あるマンションを下見に行った山下、古いマンションを見て「いいですねぇ」と満面の笑みを浮かべる。
築20年以上の物件にこそ「お宝」が眠っているという。
しかも、リノベるには、徹底的に買い手に寄り添う、独自のビジネスモデルがあった!
従来は、不動産会社、設計会社、工務店、住宅ローンは金融機関と客側がバラバラにアクセスしなければならなかったが、リノベるは、リノベーションを専業としたワンストップサービスを提供する。
「我が家」への強い思い。ゼネコン時代のエピソードが、人生を変えた!
山下社長は、かつてゼネコンで「地上げ」担当していた。
「立ち退く人はお金や新しい家が手に入り、街は新しくキレイになる。「こんな良い仕事はない」と信じていた。そんなとき出会った一人のおばあちゃん。
「お父さんとの思い出の家を売りたくない」と立ち退きを拒否していたが、山下は粘り強く交渉し、説得に成功した。ところが、新しいマンションの前で山下に一言。
「私はあなたに人生を奪われた」
と涙を流した。
山下社長は、ショックを受けた。新築物件をつくることが、みなを幸せにするとは限らないのか…その後ゼネコンを辞め、海外を放浪する。そこで、「古い住宅でも、自分なりに楽しんで改修し長く暮らす文化」を知る。それが、起業の原点となった。
大企業も着目!進化する家
住まいというものは、ライフステージや時代により変わるもの。リノベるの活躍に、大企業も着目している。
アマゾンとリノベるは、AIを使ったスマートホームの体験会を実施。子どもからシニアまで思わず夢中になった。
従来、中古住宅は買い手が付きにくかった。しかし古い住宅を社会資産として活かす時代が来ているのかもしれない。