WEEKDAY関数 Excel関数(38) – 日付から曜日を調べる –

Excel関数 WEEKDAY関数2
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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は、日付から曜日を調べる関数について紹介したいと思います。

 

WEEKDAY関数で日付から曜日を調べる

 

 

WEEKDAY関数の用法

WEEKDAY関数はMicrosoftの解説ですと以下のように書かれています。

 

日付に対応する曜日を返します。 既定では、戻り値は 1 (日曜) から 7 (土曜) までの範囲の整数となります。

=WEEKDAY(シリアル値,[週の基準])

WEEKDAY 関数の書式には、次の引数があります。

シリアル値:必ず指定します。 検索する日付のシリアル値を指定します。 日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。 たとえば、2008 年 5 月 23 日を入力する場合は、DATE(2008,5,23) を使用します。 日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。

週の基準:省略可能です。 戻り値の種類を数値で指定します。

 

週の基準 戻り値
1 または省略 1 (日曜) ~ 7 (土曜) の範囲の整数
2 1 (月曜) ~ 7 (日曜) の範囲の整数
3 0 (月曜) 〜 6 (日曜) の範囲の整数
11 1 (月曜) ~ 7 (日曜) の範囲の整数
12 1 (火曜) ~ 7 (月曜) の範囲の整数
13 1 (水曜) ~ 7 (火曜) の範囲の整数
14 1 (木曜) ~ 7 (水曜) の範囲の整数
15 1 (金曜) ~ 7 (木曜) の範囲の整数
16 1 (土曜) ~ 7 (金曜) の範囲の整数
17 1 (日曜) ~ 7 (土曜) の範囲の整数

 

 

 

実際の使い方を図で解説

それでは、実際にWEEKDAY関数をどのように使うのか図で解説していきたいと思います。

 

まずは例として下記のような表があったとします。その日付に応じて曜日を表す数値を抽出するにはWEEKDAY関数を用います。

Excel関数 WEEKDAY関数1
Excel関数 WEEKDAY関数1

 

このC列に対して曜日を表す数値を入れていくことにしましょう。

Excel関数 WEEKDAY関数2
Excel関数 WEEKDAY関数2

 

上記のように

=WEEKDAY(B3)

と入れることによって返り値「6」を得ることができます。第二引数を省略しているので、「1」から日曜日を表す事になっています。すなわち「6」ということは金曜日を表しています。2016年1月1日は金曜日でしたので、数値としてはあってますね。

このように、WEEKDAY関数を使うと、曜日に対応した数値を返り値として得ることができます。

 

 

WEEKDAY関数を使う際の注意点

 

(1)そもそも曜日は「月火水」のような文字列では現れない。

お気づきの通り、このWEEKDAY関数単体では実用的な関数ではありません。これは、そもそもExcel上の日付…が1900年1月1日を基準として内部的には数値で表されているからです。すなわち、1900年1月1日=1、1900年1月2日=2、という形です。

WEEKDAY関数ではこの数値を7で割ったあまり値を出すことによって、曜日を数値で表しているというわけです。

 

(2)シリアル値が現在の日付基準値の範囲外の場合は、#NUM! エラーが返されます。

シリアル値とは、上記で説明した日付を表す数値の事を指しています。指定範囲外の数値になるとエラーが返ってきます。

 

 

(3)週の基準が上の表に示す範囲に含まれない場合は、#NUM! エラーが返されます。

何曜日はじまりにするか…という値に関して、規定以外の数値を入れるとエラーが返ってきます。

 

 

 

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