こんにちは。ひとりで.comです。
今日はExcel(エクセル)にはない、Googleスプレッドシート独自の関数について紹介したいと思います。
そのURLは正しいURLか? を調べるISURL関数について
【目次】
1.ISURL関数について
2.ISURL関数の使い方実例
3.ISURL関数でTRUE / FALSEと判別されるポイントについて
【目次】
1.ISURL関数について
ISURL関数とはどういった関数なのでしょうか?
ISURL関数では、値が有効な URL であるかどうかを検証します。
使用例
ISURL("http://www.google.com")
ISURL("www.google.com")
ISURL("google.com")
構文
ISURL(値)
値
– URL であるかを検証する値を指定します。
=ISURL(“URL”)
と入力することによって、そのURLが有効なURLかどうかを判別してくれます。結果については、TRUE / FALSEにて返ってきます。
2.ISURL関数の使い方実例
ISURLの使い方について、実例を交えて見ていくことにしましょう。
以下のようにURLを様々なパターンで並べてみました。
以下の5つのURLを見た時、URLとしてTRUEが返されるものとFALSEが返されるものと2通り存在します。
http://www.hito-ride.com
www.hito-ride.com
hito-ride.com
https://hito-ride.com
htttp://hito-ride.com
どのURLがTRUEでどのURLがFALSEになるでしょうか?実際にISURL関数をセルに入れて当てはめてみましょう。
結果、このようになりました。一番下のURLのみFALSEとなり、それ以外はTRUEが値として返ってきています。
3.ISURL関数でTRUE / FALSEと判別されるポイントについて
結果から、ISURL関数はどういった判定結果で結果を返すのでしょうか?
関数の説明では、「値が有効な URL であるかどうかを検証」と記載されておりますが、ここで考えられる「値が有効」という意味は以下の2つが考えられます。
(1)その当該URLがサイトとして有効かどうか
そのURLにアクセスした際に、Webサイトとしてコンテンツが表示されるかどうか、という意味です。
(2)URLの文字列の並び方として有効なURLかどうか(正しいURLか)
こちらは、URLの文字列として正しいかどうかの判定です。例えば、httpがhtttpになっていたり「:」が「;」になっていたり、そもそもWebサイトのURLとして正しくない並びになっている、ということを指しています。
ISURL関数では上記の(1)と(2)どちらに対応しているのでしょうか?
答えは(2)のURLの文字列の並び方として有効なURLかどうか(正しいURLか)
そのサイト自体が有効かどうかは特に見ずに判定しております。ですので、サイトとして生きているかどうかは見ておりませんので、その点だけ注意が必要です。