こんにちは。ひとりで.comです。
今日はGoogleスプレッドシートでのみ使えるIMAGE関数について紹介したいと思います。IMAGE関数はExcel(エクセル)関数にはない関数です。この関数を使うと、Googleスプレッドシートのビジュアルを大きく変えることができますので、ぜひ使い方をマスターしてください。
Googleスプレッドシートのセルの中に画像を挿入できるIMAGE関数
スプレッドシートの関数:IMAGE関数とは?
IMAGE関数はスプレッドシートのセルに画像を挿入することができます。単に挿入するだけでなく、画像のサイズを変更することもできます。
=IMAGE(URL, [モード], [高さ], [幅])
それぞれの引数について、説明したいと思います。
【URL】 – 画像の URL です。プロトコル(http:// など)も含めます。
URL の値は二重引用符で囲むか、適切なテキストを含むセルへの参照にする必要があります。
【モード】 – [省略可 – デフォルトは 1] – 画像のサイズ設定モードです。
モード | 説明 |
1 | アスペクト比を変えずにセル内に収まるように画像サイズを変更します。 |
2 | アスペクト比を無視してセル内に収まるように画像を引き伸ばすか縮めます。 |
3 | 画像を元のサイズのままにします。その場合、画像がトリミングされることがあります。 |
4 | カスタム サイズに変更できます。 |
※画像に合わせてセルのサイズを変更するモードはありません。
【高さ】 – [省略可] – 画像の高さをピクセルで指定します。カスタムの高さを設定するには、モードを 4 にする必要があります。
【幅】 – [省略可] – 画像の幅をピクセルで指定します。カスタムの幅を設定するには、モードを 4 にする必要があります。
IMAGE関数の使い方
では実際にどのようにIMAGE関数を使えばよいのか見ていきましょう。
まずは例としてこのブログの画像を取ってきてセルの中に当てはめるやり方について見ていきましょう。
このブログのトップページから画像をひとつ取ってきたいと思います。
上記の左側の画像ですが、この画像のURLをまず抜き出します。画像のURLを抜き出すために右クリックの「検証」モードを使ってURLを判明させます。
ここの場合、
http://i0.wp.com/hito-ride.com/wp/wp-content/uploads/2016/09/FREETEL.png
がURLとなります。
このURLを使って、IMAGE関数の中に入れてみましょう。
=IMAGE(B3)
という数式を入れています。(IMAGE関数の中にある第二引数、第三引数、第四引数は省略しています)この数式を入れると…
このような形で画像をセルの中に埋め込む事ができます。
IMAGE関数を使ってキレイな一覧を作成する
この関数をうまく使うと、非常にキレイな表を作ることができます。
どうでしょうか?セルの大きさに併せて画像がぴったりはまってます。このように一覧を表示すれば、例えば、顔写真付きの社員名簿が作れたりもします。イベントなどで顔写真を確認するための一覧などもこれを応用すれば作ることもできますね。