こんにちは。ひとりで.comです。
今日はスプレッドシートの新機能(?)について紹介したいと思います。Googleの製品のあるあるなのですが、知らないうちに新機能が搭載されていることがあります。逆に機能がなくなったりすることもあります。
従ってこの機能が正直前からあった機能なのか、新機能なのか…正直わかりません。。。使っていてこの機能を発見したので、いつから搭載されているものなのかもわからないですが、データをキレイに表示させるに当たっては非常に便利な機能なので紹介したいと思います。
スプレッドシート:新機能?交互の背景色を自動で表示させる
【目次】
1.交互に背景色を自動変換させる
2.条件付き書式設定を使って背景色を交互にする方法
3.背景色を変更する方法
【目次】
1.交互に背景色を自動変換させる
みなさん、スプレッドシートにおいて背景色を以下の図のように交互にする場合、どのようにされますでしょうか??
Excel(エクセル)の最新バージョンであれば、このような背景色の設定は簡単にできてしまいます。しかしスプレッドシートにおいては、それがこれまではできませんでした。これはスプレッドシートのマイナス点でしたね。1つ1つ色を変更しなければいけませんでした。
しかし、Googleスプレッドシートでもこの機能が簡単に使えるようになりました。(というかなってました…)
スプレッドシートの公式ドキュメントにはこの説明がなかったので、このブログにてその使い方を説明していきたいと思います。
2.条件付き書式設定を使って背景色を交互にする方法
具体的な説明に入る前に…実は以前、別のやり方で背景色を交互に別の色にするやり方を説明しました。
[応用編]条件付き書式で行の背景色を交互に変える – Google Spreadsheet ( スプレッドシート ) –
併せてこちらもご確認くださいませ!
簡単に説明しますと…
1.設定したい行を選択します。
2.そこで以下のように条件付き書式を設定します。
【背景色を変えたい行番号が偶数の場合】
1 |
=AND(ROW()<>1,MOD(ROW(),2)=0) |
【背景色を変えたい行番号が奇数の場合】
1 |
=AND(ROW()<>1,MOD(ROW(),2)=1) |
3.条件付き書式設定で変更したい色を選択します。
この3ステップで完成となります。
3.背景色を変更する方法
今回のUpdate(?)で新機能としてこれが簡単にできる機能が搭載されていました。上記の条件付き書式設定を使うやり方よりもはるかに簡単に設定できますので、今後はこちらを覚えておくと非常に便利かと思います。
まずは以下のような表をもとに考えてみたいと思います。
表にある、背景色を交互にしたい部分を選択します。選択した状態で[表示形式]の[交互の背景色]を選択します。
すると、右側に以下のようなオプション画面が表示されますのでそれぞれの項目を設定することによって、表示が即時反映されます。
設定を解除したい場合は一番下の[交互の背景色を削除]を押してください。それではこの中のひとつに設定してみたいと思います。
このように背景色を交互に変える事に成功しました。
これまでの「条件付き書式設定」を活用して背景色を交互にするやり方だと、数式を入れる必要があるなど、設定が非常に難しかったのですが、この機能を使うことによって、簡単に交互の背景色を設定することができますので、ぜひこちらの方法を覚えて使えるようになってください。