radiko(ラジコ)が2016年10月11日から1週間分の放送を無料で聴ける機能(タイムフリー)を追加!!

radiko
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こんにちは。ひとりで.comです。

皆さん、ラジオって聞いてますか? 20代の人はラジオを今まで聞いたことがない…なんて人もいるとのことです。私の時代は受験勉強=ラジオ聞きながら…といったぐらいに結構身近な存在でした。

 

radikoが「後から聴けるラジオ」機能をリリース

 

【目次】

1.radikoとは?
2.後から聴ける「タイムフリーサービス」
3.宇多田ヒカルさんのラジオ番組内での発言がきっかけ?

 

1.radikoとは?

皆さん、radikoというサービスをご存知でしょうか?? radikoはインターネットにてFM / AMといった日本のラジオが聴ける無料サービスです。

 

株式会社radiko 基本情報

企業名 株式会社radiko
設立 2010年12月1日
資本金 3億3,680万円(2013年7月25日現在)
資本構成 電通 12.40%
TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送など 各5.84%
毎日放送、朝日放送、大阪放送など 各3.27%
アール・エフ・ラジオ日本、ベイエフエム、エフエムナックファイブ、横浜エフエム放送 各3.25%
アサツー ディ・ケイ、博報堂DYメディアパートナーズ 各2.79% など
事業内容 ラジオ放送のIPサイマル配信サービスの運営
代表者 代表取締役社長 岩井淳

 

2010年のradiko設立以前は、ラジオといえば、いわゆるラジカセもしくは、車の中で聞くのが一般的で、ラジオの存在が薄れていってました。しかし。radikoの登場によって、例えば会社のBGMとして流す。飲食店のBGMとして流す、などといった別の使い方もされるようになって、ラジオが一般に受け入れられるひとつのきっかけになったと言っても過言ではないでしょう。

 

radikoはWebでのサービスとアプリでのサービス、双方を提供しており、月間ユニークユーザー数は2016年8月時点で約1,200万人(デイリー平均は約100万人)。

 

radikoの仕組みとして基本的にはradikoを起動している地域の放送しか聴けないが、月額350円(税別)で「ラジコプレミアム」に加入すれば、全国のラジオ放送を聴くことができる。ラジコプレミアム会員は約30万人となっている。

月額350円×30万人  = 約1億×12ヶ月 = 12億

これだけで、年商12億はあることになります。

 

 

 

2.後から聴ける「タイムフリーサービス」

 

このradikoというサービス。唯一の難点は、番組が放送されているその時点でしか聴けない、というところにありました。例えば深夜のradio番組だったり、日中の番組はなかなか時間的にも聞きづらいといった状況もあり、わざわざ録音して聞くのも億劫だと思います。

実際、録音するためのシステムを開発して販売している企業もあります。

 

それが、公式にタイムフリーサービスという形にて過去の放送を聞くことができる「タイムフリーサービス」が開始となります。

 

これによって、どういう事が起きるのか?

 

想定として…

・これまでラジオを聞きたいと思っていた人への機会創出

これまで時間の関係でラジオを聞かなかった層に対して、訴求することが可能となる。例えば、朝の通勤時間に前日の深夜ラジオを聞く…だったり、お昼の時間に聴き逃したラジオ番組を聞く…だったり、これまで時間が合わずに諦めてた

 

・新たな顧客層の獲得

特に若者を中心としたラジオに馴染みのない顧客に対して、新たな需要開拓ができるのではないか?これは特に「シェア」をする…という文化に精通している彼らだからこそ有効な手立てだと考えられる。例えばTwitterやFacebook上で「このラジオ面白い」といったような内容をシェアすることで、これまでラジオと接点がなかった人たちに対して、ラジオを聞いてみる、という週間を新たに提示できるのではないでしょうか?

 

 

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3.宇多田ヒカルさんのラジオ番組内での発言がきっかけ?

 

さて…なぜ、2010年にスタートしたradikoが今になって、こういったタイムフリーサービスを始めたのでしょうか??

 

一説には、少し前に歌手の宇多田ヒカルさんがラジオ番組で発言した言葉がきっかけなのではないか…と言われています。

 

宇多田ヒカル

 

宇多田ヒカルさんが担当するラジオ番組の最後で、

「今後、ラジオ番組が放送されたあと一定期間ストリーミングでネットで聴けるとか(中略)、ポジティブな変化がどんどん進んでいくといいなと思っています」

と言った事が、radikoがタイムフリーのサービスを考えるきっかけになったのではないかとも言われている。

真相はわからないが、結果的にこのようにリアルタイムではなく、ラジオを聴く環境ができる‥ということは、ラジオ業界にとっては、新たなチャレンジとなるのではないでしょうか?