こんにちは。ひとりで.comです。
2016年10月27日放送のカンブリア宮殿は「日本人に”安心&便利”な食を! 昆布と豆を極めて大躍進!知られざるフジッコ 」と題してフジッコの特集をお送りします。
年商587億円!!業界シェア圧倒的No.1のフジッコ株式会社
創業から56年目を迎える株式会社フジッコ。創業時の昆布から始まり、豆やヨーグルトなど徹底して健康に良い商品開発に拘ってきた。結果、昆布製品は業界シェア5割、豆製品は業界シェア4割を誇る。
フジッコ株式会社の基本情報
フジッコ株式会社の基本情報は以下の通りである。
企業名 | フジッコ株式会社 |
住所 | 兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目13番地4 |
創業年月日 | 昭和35年11月7日 |
代表 | 代表取締役社長 福井 正一 |
売上 | 連結:587億円(平成28年3月期) |
資本金 | 65億6,653万円(平成28年3月31日現在) |
事業内容 | 各種食品の製造販売 |
従業員数 | 2,191名(フジッコグループ全従業員) |
あんしんと健康を徹底追求した商品開発
フジッコは、創業当初から常に健康とおいしさを意識し、素材の良さ、無添加保存技術にこだわり、食の安全、安心を追求してきた。
1970年以降には、業界でも先駆けて脱合成酢や脱サッカリンに取り組み、製造年月日の表示、無漂白、無着色にもこだわっています。また、1990年に入ると遺伝子組み換えがないことを確認するために遺伝子検出PCR検査を実施、2000年以降は残留農薬の検査やX線異物検出システムの導入を行うなど、健康への配慮を追求し続けています。
ふじっ子あんしんシステム
フジッコでは、独自の「あんしんシステム」を確立しており、以下の4つの点を重点的に検査・公表し、顧客へのあんしんを提供しています。
(1)放射性物質検査
(2)残留農薬検査
(3)遺伝子組換え検査
(4)フジッコトレースシステム
フジッコの中期経営計画「Okazu Company」に向けて
フジッコは自社の中期計画の中で、自社の事業ポートフォリオを以下のように位置づけている。フジッコの中では昆布や豆といった事業に関しては、自社の基幹事業として位置づけており、今後はより一層のブラッシュアップを重ねていくことでより収益性の高いモデルを構築できるようにしている。
また、重点投資分野として、ヨーグルト事業やOKAZU事業を位置づけている。OKAZU事業とは、フジッコの持つ昆布や豆以外の惣菜系商品の事を指し、卯の花、切り干し大根、ひじき煮、筑前煮、かぼちゃ煮、里芋煮など、一品惣菜である。この惣菜も日もちが1日・2日程度の「日配惣菜」と30日以上保存可能な「包装惣菜」に分かれており、それぞれがOKAZU事業の5割ずつの売上をもたらしている。この売上比率を保ったまま、供給エリアの拡大やコスト構造の革新を図って、売上増を目指している。
また、次の成長の柱として、大きく「介護食事業」と「海外事業」の収益化を中期的には目指しており、前者に対しては、重点的販路の策定と次世代商品(スマイルケア食)の開発に力を入れていく。
また後者に関しては、特に現地での原料の調達とその原料のコスト・品質の維持に重点を置いて事業進出を行っていく方針である。