[がっちりマンデー!!]全国で密かに急増中「儲かる“変な”チェーン」- 2016年10月30日

がっちりマンデー
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こんにちは。ひとりで.comです。

 

2016年10月30日放送のがっちりマンデー!!は「全国で密かに急増中「儲かる“変な”チェーン」と題して激安自動販売機のミリオンスーパーショップ、植木屋のOh!庭ya、葬儀中心の仕出し弁当屋、旬菜亭を特集します。

 

儲かる!変なチェーン店

 

チェーン店といえば、ガストやセブンイレブン、ドン・キホーテなど、有名店の代名詞であるが、ニッチな市場を狙ったチェーン店が世の中には存在する。そこにはどういった秘密があるのでしょうか?

 

沖縄県の激安自動販売機、ミリオンスーパーショップ

 

ミリオンスーパーショップ
ミリオンスーパーショップ

 

ミリオンスーパーショップ、と聞いて、何をイメージされますでしょうか?多くの方は何かの店舗をイメージされるのではないでしょうか?

沖縄に本社を構える株式会社ミリオン。ここは、激安自動販売機を設置する企業。平成4年創業の同社は、全国に4,000台の激安自動販売機を展開する。

2011年に首都圏に進出し、今では関東近郊で1,000台もの自動販売機を展開する。激安自動販売機と言えば、誰もがノーブランドの安い飲料を提供している…と思われる方が多いと思います。しかし、こちらの自動販売機は、コカコーラや午後の紅茶などといった一流ブランドについても格安で自動販売機にて提供しています。

 

その秘密は大量に仕入れるその仕入力にあります。

飲料の売上は通常、天気に大きく左右されます。暑い日が続けば、冷たい清涼飲料水が売れますし、寒い日が続けばホットコーヒーなどがたくさん売れます。しかし、その天候も台風の多さなど様々な要因によって変化します。

 

元大手清涼飲料水メーカーの営業担当が、天候の変化に併せて大量に人気ドリンクを仕入れすることによって安く人気のドリンクを提供することができます。

 

また、自動販売機の設置場所も非常に重要。その場所に普段どんな属性の人が通るのか徹底的にリサーチ。また競合の自動販売機の設置状況などを鑑みて、自動販売機の設置場所を決定します。株式会社ミリオンでは自動販売機の設置にあたって、他社と大きく違う制度を引いております。それは、一律同一金額を設置場所提供者に支払っているという点。

本来であれば、売上額に応じてフィーをバックするというのが一般的な自動販売機であるが、株式会社ミリオンでは売上に関係なく同一金額をバックしている。完全に設置する場所に左右される仕組みになっている。

ミリオンスーパーショップ 仕組み
ミリオンスーパーショップ 仕組み

 

徹底した大量仕入れと緻密な自動販売機設置戦略。そして、自動販売機オーナーへのフィー制度によって、どんどん拡大している同社。ここから3年で現1,000台の首都圏への自動販売機設置を3,000台まで拡大していくという。

 

 

 

 

 

職人の技を形式知化する植木屋チェーン「Oh!庭ya」


愛知県名古屋市に本社を置く株式会社oh庭ya。2004年創業で、従業員は80名ほどの植木屋チェーンである。現在では全国に40店舗を展開している。

植木屋という業務は、これまでの業界特性上、専門性が高く、作業時間や業務内容、価格設定が非常に曖昧に設定されていた。Aという職人さんがやれば、1万円で済むが、Bという職人さんがやると3万円かかる…といった事もザラである。

おにわやでは、この不透明な料金設定制度を明確にし、誰でもわかりやすい料金体制を確立。また、ちょっとした草むしりだけでも対応する、というスタイルによって、業績を拡大しているチェーンである。

 

植木屋や職人の技が求められる業界であるが、それぞれのやり方、方法を100以上の項目にわけて形式知化。誰でもそれなりの技術が習得できるような仕組みを確立した。

これによって、職人でなくても技術を発揮できるようになり、若い人材を積極的に採用している。業界自体も高年齢化が進んでおり、職人の若返りも実現できるのではないかと考えている。

 

 

これまで16万件以上の施工実績があり、今後もどんどん全国に拡大していく計画だという。

 

 

 

 

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追加オーダーに即対応。葬儀関連の仕出し屋「旬菜亭」

 

旬菜亭
旬菜亭

東京都墨田区に本社を置く、株式会社シービーサービスが運営する法要専門のケータリングサービス「旬菜亭」を運営する。創業16年だが、既に500以上の葬儀場やお寺と提携を行っている。

 

この旬菜亭の特徴は大きく2つ。

 

ひとつは、豊富なメニューである。

一般的に法要などで出される料理は質素なものが多いのだが、この旬菜亭では、マグロの刺身、ローストビーフ、釜飯など、これまでとは異なるバリエーションの料理を提供している。これは、法要という状況においても、これまでのニーズが時代の変化とともに変わってきている事に対応し、様々な料理のメニューを用意しているのだという。

 

ふたつめは、料理の追加オーダーへの対応である。

特にお通夜や告別式といった行事では、どのくらいの参列者が来るのか、が読みにくい。その為、どのくらい料理を用意すべきなのか…がわからずに、予定以上に多く注文してしまったり、参列者に対して料理が少なかったり…ということが多々あった。

このニーズに対応するのが旬菜亭である。法要が始まって、ある程度の人数がわかったら、追加でオーダーを取る。入ってきたオーダーに対して、調理場で待ち構えていたスタッフがすぐさま追加の料理を調理し、葬儀場まで届ける。この速さに徹底的に拘っており、スタッフがいない場合は、職種、役職関係なく料理の配達を行うほどである。