こんにちは。ひとりで.comです。
2016年11月1日放送のガイアの夜明けはシリーズ「働き方が変わる」第15弾女性の”チームワーク”が地方を変える!を特集します。
女性起業家のためのシェアオフィス「コトリスラボ」、主婦たちの農場「近藤けいこナチュラルベジタブル」
昨今、女性の働き方に注目が集まる中、地方でも女性の働き方に変化が起き始めている。今回紹介するのは、女性起業家のためのシェアオフィス「コトリスラボ」と主婦たちの農場「近藤けいこナチュラルベジタブル」の2つ。どういった人たちがどのように働いているのだろうか?
女性起業家のためのシェアオフィス「コトリスラボ」
コトリスラボは2014年10月に静岡県三島市で始まった、女性起業家のためのシェアオフィスである。コトリスラボでは、ママデザイナーや女性料理人、カメラマン、翻訳家、各種士業など、様々なスキルを持った60名以上の女性が集う。
コトリスラボを運営する株式会社ビズホープの代表、寺田望氏は自身の体験から、このコトリスラボを設立しようと考えた。
寺田氏は広報をメインとした新規事業コンサルティング、中小企業コンサルティングをずっと行ってきており、妊娠中に株式会社ビズホープを立ち上げたり、その後も育児をしながらコンサルティング業務に従事してきた。こういった経験から、自身と同じ境遇の方でも、それぞれ専門性を持った主婦たちの力を結集することによって、主に中小企業のお手伝いができるのではないかと考え、コトリスラボを設営した。
特に三島市周辺の中小企業との連携をメインに活動しており、その派生サービスとしてフリーランスクリエイターによる
「FCW(フリーランスクリエイターウーマン)」
というサービスも提供しています。
主婦たちの農場「近藤けいこナチュラルベジタブル」
2つ目の企業は、「近藤けいこナチュラルベジタブル」。農業とは無縁だった、主婦が農家に嫁いだことから始まった農業。せっかくなら、ファームのある三重県で無農薬に拘った野菜づくりを…と様々な野菜づくりを行っていた。
ごくごく普通の野菜を作っていたが、お客さんから「小ぶりでかわいい野菜がほしい」と言われたのをきっかけに色に注目した変わった野菜を作り始めた。
「カラフルピーマン」や「ホワイトキュウリ」「白なす」のほか、UFOの形をした「UFOズッキーニ」、長くて細い「ひもなす」、小さくてカラフルなたまねぎ「ベコロス」といった、変わった野菜を生産・販売している。
しかし、販路についても全くの素人だった。そこで、三重県が主催する『三重ブランドアカデミー』に出展。そこで、ブランドのプロからよりわかりやすい商標にしたほうが良い…とアドバイスを受け「近藤ファーム」から「近藤けいこ ナチュラルベジタブル」に変更し、パッケージデザイン等も一新した。それが功を奏し、三重県の各メディアから取り上げられるようになり、問い合わせもどんどん増えていったという。
昨今のオーガニックへの関心の高まりとともに、無農薬に拘った野菜は注目を浴び、ホテルやレストランからも注文が殺到。今では売上の6割がホテルやレストランだという。