[夢職人]三輪EVで勝負!小さな自動車メーカーの突破力(光岡自動車) – 2016年11月5日 –

夢職人
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こんにちは。ひとりで.comです。

2016年11月5日放送の日経スペシャル – 夢職人 – は「三輪EVで勝負!小さな自動車メーカーの突破力」と題して光岡自動車を特集します。

 

量産できない!中小企業だからできる光岡自動車の超小型モビリティ

 

 

光岡自動車の基本情報

光岡自動車の基本情報は以下の通りです。

企業名 株式会社光岡自動車
住所 富山県富山市掛尾町508番地の3
代表 代表取締役社長 光岡 章夫
資本金 1億円
売上 186億円(2015年度12月期:国内グループ実績)
従業員数 351名(2015年度12月末:国内グループ全体)
事業内容 開発車事業 7.5%
正規輸入車ディーラー事業 48%
ブブ中古車事業 44.5%
設立年月日 1979年11月

 

 

中古車販売業から三輪EVへ

光岡自動車は、設立1979年。間もなく創業60年を迎える。

創業者光岡進氏は富山日産自動車を経て富山日野自動車のディーラーに勤務していたが、日野自動車がトヨタ自動車との業務提携により商用車専業となった。乗用車担当だった光岡氏は接待漬けの商用車販売が肌が合わず退職・独立を決意。
創業当初は市内の馬小屋を借り受けて板金塗装・整備を行っていたが、「中古車を価格の安価な他地域から仕入れてきて販売する」現在の中古車販売業のさきがけとなるビジネスモデルを展開し、BUBU(ブブ)という店舗名称を用い全国展開するまでに事業を成長させていった。

 

2001年、東京モーターショーへ初出展。ショーカー扱いで大蛇(オロチ)を発表したところ、独特のデザインが注目を浴び、少ないながらも要望を受けた事が後の市販化に繋がる。

光岡自動車 オロチ
光岡自動車 オロチ

 

 

2011年には三輪EV「Like T3」を開発。2012年から試験販売を始めた。「EVを作らないと時代に取り残されると思った」と社長が言うように、大手がひしめく自動車業界で生き残っていくのは至難の業である。そこで、光岡自動車は通常の四輪EV車ではなく、三輪EV車という、まだ他社が参入していない領域、かつ大衆車と比較してもマーケットがニッチな領域を狙って開発を進めた。

「大手が参入するような領域で戦っても勝てない」

 

と代表が話す理由からもなぜ三輪EVなのかが見て取れるだろう。

Like T-3は、家庭用コンセントにて6時間でフル充電できて約60キロ走行可能。荷物は100キロまで積める。また規格上は「側車付き軽二輪車」で、車検や車庫証明がいらないとあって、小口配達の現場や観光地での近距離レンタカーとして採用されたほか、果物の収穫用などに農家からも注文が来ている。

 

光岡自動車 三輪EV Like T-3
光岡自動車 三輪EV Like T-3

 

 

 


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