こんにちは。ひとりで.comです。
2016年11月13日放送のがっちりマンデー!!は「儲かる「そとアソビ」ビジネスの最前線!」と題して全国様々なそとアソビビジネスを紹介します。
ジップライン!サバゲー!そとアソビ専用情報サイトでがっちり!
閑散期を活用してがっちり!ジップラインを展開する株式会社アビラ
長野県飯山市に本社を置く株式会社アビラ。こちらの企業は、ジップラインというそとアソビを展開している。
ジップライン
ジップライン(ZIP-LINE)とは、木々の間に張られたワイヤーロープをプーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りる遊びである。Flying foxともいう。
スタート地点とゴール地点の間に張られたワイヤーロープを1コースとし10コース程度用意している施設が多い。予約制で1人のインストラクターに10人ほどの参加者で1パーティとして各コースを回る。必要な装備はヘルメット、グローブ、プーリー(滑車)だが、基本的にグローブ以外は無料で貸出してくれる。
大人でも子供でも楽しめるが、体重制限を規定している施設も多い。これは体重が軽すぎると着地点まで到達せず停止してしまったり、逆に重すぎると加速がつきすぎたり設備に負荷がかかりすぎるためである。出典:Wikipedia
ジップラインは10年ほど前に日本に上陸して以来、人気を博しているアクティビティである。人気の秘密は…子供も楽しめて大自然の中でスリルが味わえる点だという。
株式会社アビラは、スキー場の開いてる土地を使って、ジップラインを展開している。
スキー場の一番の悩みは、オフシーズンの活用。株式会社アビラの社長は斑尾スキー場の経営者でもある。斑尾高原でも他のスキー場にもれず、オフシーズンの活用に頭を悩ませていた。これまでもグラススキーやテニスコート、ゴルフ場など様々なアクティビティを展開してみたが、一向にお客さんが集まらなかった。
そこで7年前の2009年に思いついたのがジップライン。スキー場には土地がたくさんあり、ジップラインを行うにあたっての地形が良い。高低差を活かしたて上から下に滑り降りる…という特徴を活かして、ジップラインを展開している。
これまで、ジップラインの課題はスタート地点までどのようにお客さんを運ぶか、だった。ジップラインのみを提供している事業者は、バスでスタート地点まで運ぶのが一般的だったが、スキー場にはリフトがある。それを活用して、ジップラインを開発した。また、スキー場のレストランもそのまま営業できるので、良いことずくめだった。
そして更に、スキー場のリフトを扱うスタッフは同じワイヤーのプロである。重機の操作の扱いにも慣れているので、他の業者に頼まずに自社でジップラインを作ることができるのも特徴であった。ジップラインをいちから作ろうとすると、自社で行えば、1,000万ほど。他の業者にお願いすると3,000万ぐらいかかるそうで、コストも削減できている。
今では、このジップラインでオフシーズンに5,000人ぐらいの来場者があるという。
雑居ビルでサバゲー!株式会社アソビバ
東京都渋谷区に本社を置く、株式会社アソビバ。2013年9月に設立した同社は、主にサバイバルゲームに関連するビジネスを展開している。
その中でも昨今注目されているのが、雑居ビルを活用したサバイバルゲーム(サバゲー)のフィールド提供である。
サバイバルゲーム
サバイバルゲーム(Survival Game/Airsoft)とは、主にエアソフトガンとBB弾を使って行う、概ね20世紀以降の銃器を用いた戦闘を模す日本発祥の遊び、あるいは競技。
英語ではエアソフト(Airsoft)と呼ばれ、アメリカ合衆国発祥の「ペイントボール」と並んで、銃器型の道具を用いる遊びや競技として楽しまれる。
サバゲーは一般的に屋外で遊ぶアクティビティであるが、株式会社アソビバでは、駅チカで遊べるサバゲーを思いついた。5時間で3,000円から4,000円で遊ぶことができる。
株式会社アソビバが狙うビルは、次のテナントが入る間や、取り壊しまでの数ヶ月間を利用している。また改装前なので、原状回復コストがかからない。また、賃貸料に関しても改装前なのでオーナーにとってはその間の家賃収入にもつながる。
年間7万人ぐらいのお客さんに利用いただいているそうで、今後は使わなくなった学校や病院などを考えているという。
そとアソビを提供する事業者をインターネットで紹介するアソビュー株式会社
東京都渋谷区に本社を置くアソビュー株式会社。2011年に設立した同社だが、日本全国の遊びをインターネット上で予約・購入ができるサイトを運営している。
アソビュー株式会社のサイトでは15,000もの遊びを紹介している。商品を提供しているのは、全国の業者さん、その予約管理をアソビューが代行している、というビジネスモデルである。
これまで、全国の地元のアクティビティ提供の事業者は少ないスタッフのみで運営しており、受付は電話のみで、なかなか電話がつながらない…また、今日は良い波が来てたので、海に出ていた…といったように、遊びたい人がいてもうまく集客ができていないという状況だった。
その状況を管理し、即日予約をするシステムをアソビュー株式会社開発した。
例えば、静岡県朝霧高原でパラグライダーを運営するスカイ朝霧。
4年前からアソビューに登録。これで2ヶ月先までの予約を管理できるようになった。またアソビューには口コミ機能もあり、その口コミを見たお客さんが更にお客さんを呼び込むという相乗効果が起きているという。
アクティビティ料金の10% – 20%を成功報酬として事業者から回収するのがアソビューのビジネスモデルである。現在、4,000社以上の業者が登録している。
そのビジネスモデルで現在、アソビュー株式会社の売上は数十億まで伸びているという。