[夢職人](東洋ステンレス研磨工業)ディズニーも認めた現代の錬金術師〜「金属化粧師」の匠技 – 2016年12月3日 –

夢職人
LINEで送る
Pocket

 

 

 

 

こんにちは。ひとりで.comです。

2016年12月3日放送の日経スペシャル夢職人〜小さなトップ企業は「ディズニーも認めた現代の錬金術師〜「金属化粧師」の匠技」と題して東洋ステンレス研磨工業を特集します。

 

 

ディズニーも認めた現代の錬金術師〜「金属化粧師」の匠技

 

東洋ステンレス研磨工業の基本情報

福岡県太宰府市に本社を置く東洋ステンレス研磨工業の基本情報は以下のとおりです。

 

企業名 東洋ステンレス研磨工業株式会社
住所 福岡県太宰府市水城6丁目31-1
代表 代表取締役社長  門谷 豊
資本金 35,000,000円
売上 400,000,000円
従業員数 38名
事業内容 ステンレス鋼板の研磨
ステンレス意匠鋼板製造
アルミニウムの表面処理
チタニウムの研磨
ゴールドチタン建材の販売
金属商品の販売
創業 昭和43年1月5日

 

 

金属化粧師として建造物に唯一無二の技術を施す

 

東洋ステンレス研磨工業の技術は、国内の伝統建築物や海外の著名建築物などで用いられ、他では真似できない技術を発揮している。

 

そのうちのひとつが下記のウォルト・ディズニーコンサートホールの曲線である。

この独特の曲線も言わずもがな、実はこれ、朝昼晩で見た目の色も変わるという特徴を持っているという。朝昼晩でシルバー、ブルー、ゴールドといった色に変化する。

ウォルト・ディズニー・コンサートホール
ウォルト・ディズニー・コンサートホール

 

 

この技術がIPゴールドチタン。大手製鉄メーカーの新日鐵住金と共同開発したこの研磨技術は多くの国内伝統建造物にも応用されている。

六波羅蜜寺本坊内陣(京都市)や龍王神社神殿屋根(熊本県八代市)、總持院大師堂宝珠(高野山)、康安寺本堂内陣(岐阜県大垣市)、浅草の浅草寺などにも活用されている。

 

このような技術を支えているのが、「金属化粧師」と呼ばれる同社の職人たちである。会社としては技術を売っている会社なので、その素晴らしさを社員に浸透させるのが難しかった。金属に対して「意匠」を施し、「機能」を与える、という事を「金属化粧師」というキーワードに落とし込み、商標権も獲得し、社員のモチベーションアップにも影響を与えている。

 

また、自社の技術の認知度を更に高めるために「mako」というブランドを作り、自分たちの実績を広く広めることによって、自分たちの技術力の高さをアピールしている。

 

これによって、今でも有名ホテルの内装材や、アパレルショップの内装材、バーカウンターの素材等に活用してもらえるようになっている。

 

 

 


 

スポンサードリンク