こんにちは。ひとりで.comです。
2016年12月19日放送の未来世紀ジパングは「90分拡大SP 激変!どうなる?今後の…”日中韓”」と題してアジアの3強国家日中韓の現状を特集します。
90分拡大SP 激変!どうなる?今後の…”日中韓”
【目次】
汚職にまみれる韓国情勢
朴大統領の弾劾訴追案が可決されて、韓国は大いに盛り上がっていた。この大問題の裏側で韓国で異変が起きていた。
韓国に蔓延するという接待・汚職社会。
高級レストランで怪しげな行動を取る男。名刺を集めて脱税していないかを探っているという。この人…韓国では”密告パパラッチ”と呼ばれ、脱税や汚職を密告し国から報奨金をもらうことを仕事としている。
袖には常に小型カメラを仕込んでいる。不正の証拠を掴んでそれを密告に使うという。
韓国では2002年に腐敗防止法が施行され、立件されれば密告者に最大3億円の報奨金が出る仕組みができている。年収は1,000万を軽く超えるという。
2016年9月に更に接待禁止法が施行された。これは公務員への接待の上限を3,000円までとした法律で、こちらも密告者には最大で2,000万の報奨金が与えられるという。
いま韓国では上記状況もあって、密告パパラッチが増えているという。
ソウル市内では、パパラッチ道場という講習も開かれており、密告のやり方などが指導されている。この道場は無料で開講されており、同時に販売している隠しカメラなどで売上を上げている。接待禁止法が施行されてから、受講者が3割ほど増えたという。
不況でも盛り上がる韓国カジノ
江原ランド…韓国カジノである。不況の韓国でも大盛況を見せている。専門家は「不況だからこそ、一攫千金を狙ってカジノに来る人が多い」とも言っている。実際、カジノからほど近い場所では、質屋の密集地帯が存在する。その質屋には、多くの高級外車が並んでいた。この車を担保にお金を借りて、カジノに行く人が多いという。
この街はかつては炭鉱の町だったが、2000年に新しい街づくりとしてカジノができた。アジアで最も業績の良いカジノとも言われている。
財閥サムスン城下町に異変が…
韓国最大の財閥、亀尾市。この街はサムスン城下町。街のホテルが軒並み閉鎖に追いやられているという。数年前から景気が悪くなり、街の商店が続々と閉店に追い込まれているという。街にあるサムスンの関連工場ももぬけの殻となっている。実は数年前からサムスンは人件費の安いベトナム等の東南アジアに生産拠点を移し始めている。
そんなサムスンを襲ったのが、ギャラクシーノート7の発火事故である。発売直後から発火事故が相次ぎ、全世界で250万台が回収に追いやられている。損失見込みは7,000億円。今後さらに損失が膨らむと言われている。
アジア通貨危機で韓国が破綻寸前になった。韓国政府は競争原理を取り入れた結果、経済格差が生まれてきており、国内の財閥系企業でさえも影響を受けている。
韓国で広がるニッポンブーム
そんな中、韓国ではニッポンの人気が急上昇しているという。日本企業への就職も人気となっている。なぜ、韓国の若者は日本企業を目指すのだろうか?
韓国国内の書店でも日本の本が人気となっている。
「嫌われる勇気」。日本でもベストセラーとなったが、韓国版については、51週連続売上1位を記録しているという。対人関係を表す自己啓発本である。
韓国で広がるニッポンブームは食にも及んでいた。日本で流行ったものがすぐSNSで広がり、観光で流行ることが増えているという。
韓国にあるとある雑貨屋「メイソウ(MINISO)」韓国人は日本のブランドだと思って買っているが、実は中国の会社。
看板はユニクロ、製品はダイソー、商品の感じは無印良品と言われる事が多いという。2013年に中国に1号店をオープンし現在は世界で1,400店舗も展開しているという。
緊急アンケート「日本と◯◯どっちが好きですか?」
中国、韓国の両国において、日本と◯◯どちらが好きですか?とアンケートを取ったところ…
韓国人に対して「日本と中国どっちが好きですか?」
日本 | 13人 |
中国 | 21人 |
その他 | 16人 |
中国人に対して「日本と韓国どっちが好きですか?」
日本 | 12人 |
韓国 | 29人 |
その他 | 9人 |
まだまだ投資に湧く中国経済
今回取材されていたのは、中国で行われた投資商品の見本市。儲けたい投資家で溢れていた。中国での投資商品は様々で飛行機ファンドやコイン・小切手・版画ファンドなど…。利回りが10%以上…これが中国人に人気のある投資商品である。中には恋愛も投資の対象にするような商品も存在する。
昨今、中国の景気が低迷しつつありその煽りを受け、昨年夏ひと月で30%以上も株価が下落した。中国国内では景気の低迷が長引き不良債権が増加している。その不良債権をビジネスにしようとしている人もたくさんいる。中国人は常に富を生み出しお金持ちになりたいという気持ちが根底にあるという。