[夢職人](鯖や / SABAR)情熱で1本突破!鯖成功街道を行け – 2017年1月28日 –

夢職人
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年1月21日放送の日経スペシャル夢職人は「情熱で1本突破!鯖成功街道を行け」と題して、大阪府豊中市にある「鯖や」を特集します。

 

 

株式会社鯖やの基本情報

 

株式会社鯖やの基本情報は以下のとおりです。

 

企業名 株式会社鯖や
住所 大阪府豊中市庄内栄町4-21-40
代表 代表取締役 右田 孝宜
設立年月日 平成19年6月1日
事業内容 サバ専門店:鯖寿司製造・
鯖惣菜・鯖加工食品販売・
サバ料理専門店:SABAR飲食店運営
資本金 61,590,067円
売上 3億9,000万円(2015年3月期)
従業員数 43名

 

 

 

 

鯖やが「サバ」に絞ったきっかけとは??

 

sabar
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代表の右田 孝宜氏は1972年生まれ。高校卒業後に鮮魚店へ就職し、23歳の時に渡豪。現地で回転寿司チェーンを運営する日系企業で勤務した。

その後、帰国後に妻と居酒屋を開業したが、この居酒屋で人気だったサバが独立のきっかけとなったという。サバは料理の幅が広く、かつ年間を通して供給できる魚であった。それならば、サバに特化した業態が実現できるのではないかと考えた。

2007年にはサバ寿司の製造・販売を行う株式会社鯖やを設立。2014年に外食事業に特化した株式会社SABARを立ち上げ、とろさば専門店「SABAR」を大阪にオープンした。

 

 

徹底的にサバにこだわり抜く事で、消費者からの認知度アップにも役立っている。

例えば、とろさば専門店「SABAR」のお店は全て38席(サバ)。そしてメニューの数も38種類。営業時間も午前11時38分(イイサバ)から始まり、夜の11時38分(イイサバ)に終わる。トイレの表示は「お殿サバ」「お姫サバ」としているなどの徹底ぶり。

これだけ様々な飲食店がある中で、サバに特化した上で、ここまで徹底的にその特徴を主張する店も少ない。それが、周囲への評判として広まり、お店の認知度アップにも役立っている。

 

 

 

 

 

 

クラウドファンディングが事業加速のきっかけ?

 

実は2013年に1度経営危機を迎えていた株式会社鯖や。当時は資金繰りも将来への見通しもやや曖昧で、人手不足も重なり、厳しい状況が続いていた。その際、双子の弟である副社長に「社長は鯖のことだけ考えろ」と言われ、それまで会社の全てを自分でやろうと考えていたが、人事含めて、弟に任せ、自分は鯖の事、すなわち会社の事についてのみ考えるようになり、その結果、大手企業からの受注も入るようになったという。

さらにそこから、どのように拡大していくべきかを考えた際、クラウドファンディングを活用するというアイディアが生まれた。

クラウドファンディングにはセキュリテミュージックセキュリティーズ社が運営)とMakuake(マクアケ)にて実施した。

 

SABAR クラウドファンディング
SABAR クラウドファンディング

 

結果的に、両クラウドファンディングにて累計4,000万以上の投資金額を集める事に成功した。これによって、SABARは自分だけのものではないし、応援してもらっている皆に対してきっちり責任を果たしていかなければならない、という意識が生まれ、それがより良い方向にビジネスが向くきっかけにもなった。

 

 

 

 

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2019年のIPOに向けて

 

鯖の総合商社」として、2019年を目処にIPOを目指している株式会社鯖や。鯖に特化してもIPOできるんだ、というのを社会に対して見せてあげたい。そして、いま起業を考えている人たちに対しても「鯖でも上場できるんだ…」と思わせてあげたいと考えているという。