こんにちは。ひとりで.comです。
2017年2月14日のモーニングチャージのビジネスFocusはドラッグストアのPB商品を特集。
薬だけじゃない。PB商品で活路を見出そうとするツルハドラッグ
ツルハドラッグのPB商品「M’s one」
コンビニなどでも薬が買えるようになり、競争が激化するドラッグストア。PB商品(プライベート商品)で活路を見出す大型チェーンにフォーカスします。
全国に1,000店舗以上を展開する国内大手ドラッグストアのツルハドラッグ。店内には医薬品のみならず、健康食品、化粧品、お菓子、ペットフード、日用品、ベビーフードなど医薬品以外の商品が約半数を占めるまでに商品数を拡大させている。
医薬品を買うよりは、日用品を買うほうが多くなっている。ツルハドラッグでは、プライベートブランドの商品として「M’s one」という商品を取り扱っている。この「M’s one」のMは「満足」を意味している。
プライベートブランドとは?
プライベートブランド(英語: private brand)とは、小売店・卸売業者が企画し、独自のブランド(商標)で販売する商品である。 ナショナルブランド (NB)の対義語。 PBと略され、別名「ストアブランド」、日本語では「自主企画商品」と和訳される。
出典:Wikipedia
ツルハドラッグでは、このプライベートブランドの「エムズワン」を2007年に立ち上げ、現在は約2,000のPB商品を展開している。
プライベートブランドの商品は、NB(ナショナルブランド)の商品よりもお買い得で品質が良いため、お客様は喜んでくれるし、継続的に買ってくれるという。
近年、ドラッグストアは急速な成長を見せていたが、現在は飽和状態に陥っており、1店舗あたりの売上は3年連続で現象している。その為、各社とも工夫を凝らして生き残りを図っている。
ウエルシアが力を入れる差別化商品
全国に1,500店舗を展開するウエルシアグループもそのひとつ。ここ数年で独自のPB商品の開発を積極的に行っている。PB商品として、冷凍食品の生姜餃子とハンバーグは徹底的に品質にこだわっており高級路線で勝負している。敢えてインパクトのある商品を展開することで、他社との差別化を行っている。値段は他社商品の倍近くするが、一時は生産が間に合わないほど好評を得ている。
プライベートブランドに活路を見出し激しい競争の中で生き残りを図るドラッグストア業界。今後、どんな商品が生まれるか注目です。