[モーニングチャージ]( パナソニック / ジャパンディスプレイ / 新光商事 )実用化が進む!未来型ディスプレイ – 2017年2月24日

ビジネスフォーカス
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年2月24日放送のモーニングチャージ / ビジネスフォーカスは「実用化が進む未来型ディスプレイ」と題してパナソニック /ジャパンディスプレイ / 新光商事の先進型ディスプレイを紹介します。

 

パナソニック / ジャパンディスプレイ / 新光商事の先進型ディスプレイ

 

 

パナソニックの透明ディスプレイ

東京都江東区にあるパナソニックセンターにあるガラスのショーウィンドウ。一見普通のガラスに見えるが、一瞬で映像が映るディスプレイになる。これは、パナソニックが開発した「透明スクリーン」という商品で通常はガラスのように背景がすけて見えるのだが、そこに高画質な映像を映すことができるという特徴を持っている。

 

パナソニック 透明スクリーン
パナソニック 透明スクリーン

 

ショーウィンドウのガラスに特殊フィルムを挟み込んでおり、このフィルムに対して、後ろからプロジェクターで映像を映し出すという構造になっている。これまで実現できなかった驚きの演出ができるようになるため、立ち止まってみてもらう事ができるのではないかと期待を寄せている。

 

パナソニックでは、この「透明スクリーン」を3月22日から販売予定で、一式2㎡で450万円前後〜の販売価格を予定している。

 

 

 

 

ジャパンディスプレイの曲がるディスプレイ

一方、ジャパンディスプレイでは、FULL ACTIVE FLEXというスマートフォンなどのモバイル端末向けのディスプレイを開発した。これはいわゆる「曲がるディスプレイ」だが、これまでの曲がるディスプレイは有機ELで作られているものが主流だったが、今回ジャパンディスプレイが開発したのは、厚さ0.2mmの液晶ディスプレイである。これまでよりも画像が鮮明で丈夫な構造になっているのが特徴である。

 

ジャパンディスプレイ FULL ACTIVE DISPLAY
ジャパンディスプレイ FULL ACTIVE DISPLAY

 

ジャパンディスプレイの担当者は…

 

将来的には紙の代わりになるディスプレイを作りたい。紙のようなディスプレイであれば、折りたたんでポケットに入れたり小さくして持ち運び、広げてみることが可能といった形状のものを想定している

 

という。

 

 

 

 

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新光商事のAIplay-Touch

 

新光商事が開発したのがAIplay-Touchという”空中に浮かぶディスプレイ”である。空中に浮かんだ画像を指で操作でき、操作をする時に指に触感を与えることができる装置である。また、このディスプレイは筐体の正面に立った人にしか見えない構造になっている。

 

新光商事 AIplay
新光商事 AIplay-Touch

 

例えば感染症が流行っているときに、病院でタッチパネルを触る場合に病原菌を持った人が触っている可能性があるので嫌がる人が多かったりするが、このAIplay-Touchを使うことによって、接触せずに清潔に操作が可能となるため、医療分野からの問い合わせが多いという。また、横から見ると空中の画像が見えないため、セキュリティの観点からも問い合わせ頂くこともある、という。

 

 

 

 

 

次々と開発される未来型ディスプレイ。生活の様々な分野で実用化される日はもうそこまで来ています。