[モーニングチャージ]紳士服のはるやまの”奇抜”戦略 – 2017年3月9日

ビジネスフォーカス
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年3月9日放送のモーニングチャージ / ビジネスフォーカスは「紳士服のはるやまの”奇抜”戦略」と題して、次々に変わり種スーツを販売する紳士服チェーンのはるやまが次々に生み出す新製品の裏側にある”社長の無茶振り”を特集します。

 

 

紳士服のはるやまの奇抜アイディア戦略

 

紳士服チェーンの”はるやま”。実はちょっと変わった製品を販売している。例えば消臭効果があるスーツ。三次禁煙対策スーツと呼ばれるタバコの臭い対策スーツで、生地に光触媒を特殊加工し、臭いのもととなるアセトアルデヒドなどが染み付いても紫外線を浴びると2時間でほぼ無臭になるという。

 

はるやまは紳士服業界で4位。上位3社には及ばないが、次々にヒット商品を連発している。

順位 企業名 年間売上
1位 青山商事 2,402億円
2位 AOKIホールディングス 1,885億円
3位 コナカ 696億円
4位 はるやまホールディングス 543億円

 

上記のような変わり種スーツは他にもあり、ストレス対策スーツという、ジャージに近い素材のスーツも販売し4万着を売っている。2004年には、ズボンの膝の位置を少し上にあげ、足を長くみせるスーツを開発し、スリムスーツの先駆けとなった。

そのアイディアの源は…治山社長にあるという。

この社長、スーツを着てフルマラソンを走ったり、スーツで富士山に登るなど非常にユニークな社長。いったいどんな社長なのだろうか…。

 

 

岡山県にあるはるやまホールディングス本社を訪れると…治山社長は熱心に顧客アンケートをチェックしている。顧客アンケートをチェックしている理由として、

例えば、たばこ対策スーツに関しては、奥様が(スーツについた臭いで)嫌な気持ちを抱いている事が結構はがきにかいてあった。

こういった顧客アンケートから、次のスーツのアイディアなどを見出しているという。

 

そして、毎日チェックしている新聞記事から、商品開発に結びつくアイディアがないか、いつも気になる記事を見つけてはストックしている。

 

この日、商品開発を担当する”開発部”が社長にプレゼンしていたのは

燃焼系スーツ

こちらの商品は、着るだけで代謝の促進が期待されるという。仕組みは企業秘密。しかし、アイディアは素晴らしいが、それをいかにお客様にわかりやすく伝わる表現にするか、それがヒットするかしないかの大きな分かれ道、と販促の工夫を命じた。

 

その意図を

お客様の立場になって、同じ目線になったメリットやベネフィットのある開発をすることが一番正解

と言及した。

 

 

 

アイディアを武器に快進撃を続けるはるやま。紳士服業界の勢力図も変わるかもしれない。

 

 

 


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