[モーニングチャージ] ( 伊藤忠都市開発 / 長谷工コーポレーション )部屋の間取り 自由自在に – 2017年3月14日

ビジネスフォーカス
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年3月14日放送のモーニングチャージ / ビジネスフォーカスは「部屋の間取り 自由自在に」と題して、ライフスタイルに応じて自由自在に部屋の間取りを変えられる住宅によって、日本の狭い空間を有効活用させる住宅各社の戦略にフォーカスする。

 

マンションでもライフスタイルに合わせて間取りを自由に変更

 

伊藤忠都市開発の”間取りのない家”

 

不動産会社大手の伊藤忠都市開発が手がけるクレヴィア茗荷谷レジデンスサロンというモデルルーム。ここに変わった部屋がある。それは、間取りのない家。間取りのない家とは一体どういう事なのだろうか。

 

案内されたのは、がらんとしたワンルーム。しかし扉を開け、仕切りを折りたたんでいくと、そこにはキッチンが隠されていた。また折りたたみのテーブルがおいてあり、それを広げると、パーティもできそうな広々としたダイニングができあがる。

 

他にも扉をおろすとダブルサイズのベッドが出てきたり、茶室が出てきたり…極めつけは、マンションではなかなかお目にかかれないシアタールームが出てきたりする。

 

通常の部屋にシアタールームを設置すると場所をとられてしまうが、収納式のシアタールームとすることで、使わない時に他の用途に部屋を活用できる。

 

上記のように、この部屋は生活スタイルに合わせて自由に間取りを変更できる仕組みになっている。この部屋はまだ実験段階だが、今後”間取りのない部屋”としてコンセプト化し、商品化を予定している。

 

2012年以降、東日本大震災からの復興や東京オリンピックの影響によって、平均建築単価が高騰している。価格を抑えるため、広いスペースを確保することが難しくなっている。

 

 

 

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長谷工コーポレーションの移動収納ユニット UGOCLO

 

また長谷工コーポレーションは、マンションに取り付けるクローゼットを活かして、自由空間作りを実現しようとしている。

 

移動収納ユニット UGOCLO
移動収納ユニット UGOCLO

 

このクローゼットにはキャスターがついており、一方向に自由に動かすことができる。このクローゼットを動かすことによって、夫婦ふたりの際は、大きな寝室として利用し、子どもができたら、クローゼットを動かし子供部屋として活用する、といった間取りの変更が可能となっている。

ライフスタイルの変化に応じて間取りを自由に変更することができるのである。

 

この仕組みは「移動収納ユニット UGOCLO」と命名されており、既に自社マンション2件で採用が決まっており、今後もマンションに導入予定との事である。

 

 

 

 

狭い居住空間でも快適に暮らせるように考えたアイディア。今後はどんな進化を遂げるのか注目となっている。