[モーニングチャージ] ( 晩杯屋 )激安酒場 新店オープンに密着 – 2017年3月17日

ビジネスフォーカス
LINEで送る
Pocket

 

こんにちは。ひとりで.comです。

2017年3月17日放送のモーニングチャージ / ビジネスフォーカスは「激安酒場 新店オープンに密着」と題して、今人気の激安酒場の新店舗オープンの裏側に潜入した様子を特集します。

 

 

激安酒場:晩杯屋の安さの秘密とは?

 

アクティブソース 晩杯屋
アクティブソース 晩杯屋

 

ある1軒の立ち飲み酒場。晩杯屋の人気の秘密はメニューのほとんどが100円台で振る舞われている。生ビール1杯に人気のおかず5品を頼んでも1,150円とお手軽な値段設計。

 

この店は晩杯屋という居酒屋チェーンで2009年に品川区武蔵小山に1号店をオープン。現在都内に26店舗を展開している。月商は1億2,000万になる。ほとんどの店舗がおよそ約40平方メートルの小さな店で立ち飲みなのが基本スタイル。通常の居酒屋では客単価が4,000円 – 5,000円のところ、晩杯屋では、客単価は1,500円ほど。この客単価の安さもあって、リピーターが増加している。

 

これほどの安さで提供できる秘密はいったいどこにあるのだろうか。

晩杯屋を運営する株式会社アクティブソースの金子社長は…

その日安いものを仕入れて午前中に工場で加工し、店舗に配送することで安さを実現している

という。

 

敢えて看板メニューを作ることなく、仕入れ値の安い食材を大量購入し提供している事が低価格に繋がっている。また、機械化することで生産性のアップを測り、各店舗に魚を捌く職人を配置せずに営業できるセントラルキッチン方式を取ることによって、人件費の削減を実現している。

 

スポンサードリンク

 

そして…安さの最大の秘密は、「鮮魚を返品しない」という事である。一般的な取引では、仕入れた食材に傷などがあれば返品を行い、その費用は通常仲買人が負担することとなっている。しかし、晩杯屋では仕入れた食材を返品することなく上手に使い切ることによって仲買人との信頼関係を構築し、独自の仕入れルートを確立することによって、原価を下げることに成功している。

 

そして、26店舗目の秋葉原店が3月14日にオープン。晩杯屋は年内には店舗数を倍増させる計画を立てており、今後も勢いは止まりそうにない。