[モーニングチャージ] ( ナカダイ / モノファクトリー ) ゴミを宝に!廃棄物ショップ– 2017年3月22日

ビジネスフォーカス
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年3月22日放送のモーニングチャージ / ビジネスフォーカスは「ゴミを宝に!廃棄物ショップ」と題して、これまで捨てられていた廃棄物をインテリアやアート作品変え、量り売りするモノ:ファクトリーにフォーカスします。

 

ゴミが売れる?廃棄物を売るモノ:ファクトリー

 

 

群馬県前橋市にあるモノ:ファクトリー。一見リサイクルショップにも見える店舗で、中で売られている商品の種類は500種類以上。商品は量り売りで500g / 216円からとなっている。ここに売られている商品が非常にユニークで、例えば、パソコンのキーボードのボタンは100g / 215円。未使用の瓶のフタも100g / 216円、跳び箱が3万2,400円、信号機が1万800円と様々なものが販売されている。

これらは全て工場で作りすぎた素材などを販売している。

 

いま一番人気なのは、車のシートベルト。ベルトとしての強度が高く、カバンなどに使われると言う。実はこのモノ:ファクトリーは産業廃棄物の処理会社であるナカダイという企業が運営している。

 

創業1937年で年商は7億円。6年前から廃棄物の販売を行っている。そのきっかけは、リーマンショックによる苦い経験があった。

当時、景気変動を受け鉄の単価が1キログラム100円から10円までに下がってしまった。そういった相場に左右されない市場を作りたいと考え、モノ:ファクトリーのビジネスモデルを思いついたという。

 

毎日50トンの廃棄物の中から手作業で仕分けて商品になるものを選んでいる。

 

しかし、モノ:ファクトリー自体の売上は微々たるもので、店舗単体で見ると赤字になるという。それでも産廃業のイメージアップや、ゴミがまた新たに活用されるということに社員が刺激され、モチベーションアップにも寄与している。

 

産廃業に革新を起こすモノ:ファクトリー。真価が問われるのはこれからです。