[がっちりマンデー!!]( 三井物産 ) 年間収益5兆円!ザ・商社「三井物産」登場! サハリンへ!鉄鉱山へ!32人抜き超パワフル社長も!- 2017年4月2日

がっちりマンデー
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年4月2日放送のがっちりマンデーは「年間収益5兆円!ザ・商社「三井物産」登場!サハリンへ!鉄鉱山へ!32人抜き超パワフル社長も!」と題して三井物産株式会社 代表取締役社長 安永竜夫(やすながたつお)さんが登場します。

 

 

年間収益5兆円!商社の仕事とは??(三井物産)

 

全世界で社員44,000人の三井物産。その仕事とはいったいどんな仕事なのだろうか?

 

オーストラリアの鉄鉱石ビジネス

 

オーストラリアの西海岸の街パース。ここにある三井物産のオフィスでは11人中3人が日本人社員である。ここで鉄を作るのに欠かせない鉄鉱石の物流事業、投資、製鉄会社との橋渡しを行っている。

実はオーストラリアは鉄の原料となる鉄鉱石の輸出量世界第一位。この鉄鉱石を日本に安定供給するのが三井物産の仕事である。

オーストラリアにおける鉄鉱石ビジネス会社は、海外の企業が53%、三井物産が33%、新日鐵住金が14%となっており(出資比率)、年間7,000万トンの鉄鉱石を生産している。

 

 

以前は、現地の企業が採掘した鉄鉱石を買いつけ、日本企業へ売却していたが、近年、採掘事業も三井物産で行っている。

オーストラリアの北西にあるウエスト・アンジェラス鉄鉱山は年間3,500万トンの鉄鉱石を採掘する。広大な敷地での作業は、非常に効率化が求められるため、どのように採掘を行うか、そして作業員の飲料水や食料の完備などの働く環境整備なども行っている。

さらに、鉄鉱石の品質チェックも欠かせない。

 

採掘された鉄鉱石は貨物列車で400キロ離れた場所へ移動させる。このときに積まれた鉄鉱石は1両あたり100万円にものぼる。運搬の際の貨物列車は230両編成にもなる。

こうしてケープランバート港に運ばれた鉄鉱石は荷降ろしされる。そこからシップローダーと呼ばれる鉄鉱石を船に積む時の操縦室で操縦士の状況をヒアリングする。

操縦室のエアコンが壊れたという問題に対してもしっかり対応する事が海外事業では求められているのである。

 

 

 

三井物産:安永社長の1日に密着!

 

 

午前7時20分

 

出社後すぐに社長室で新しいプロジェクトの進捗状況や関係会社の収支状況などを確認。

 

 

午前9時

 

翌週の東南アジア出張の打ち合わせ。インドネシア出張で6件の面談と4件の会食、現場視察が3件、シンガポールの地鎮祭への参加と非常にタイトなスケジュール。

 

 

午前11時

 

日経新聞の取材対応。機械、インフラ、化学品、鉄鋼、といった三井物産の伝統的な強みを持ったビジネス分野でしっかりと数字を出せている、と会社の現状をしっかり伝えていた。

 

 

午後0時30分

 

三重出張のため、東京駅へ。明日の朝には東京に戻るという。

 

 

仕事と出張が趣味のような忙しい毎日を送っている。

 

 

ロシア・サハリンの天然ガス事業

 

 

ロシアのサハリン。ここでどんなビジネスを三井物産は行っているのだろうか。

三井物産の社員が働くサハリンエナジー社はガスプロム50%、シェル27.5%、三井物産12.5%、三菱商事10%の出資比率の液化天然ガスの販売を行う企業である。

ロシアは天然ガス埋蔵量が世界第二位。サハリンと日本は近いので輸送コストが少なくて済む。三井物産は天然ガスを採取して輸出するビジネスを手がけているのである。

 

天然ガスのビジネスは、まずサハリンの北東部で天然ガスを採取し、地下に埋められたパイプラインで島の南まで約800キロ送る。液化プラントでマイナス160℃まで冷やして液体にし、液化天然ガスを専用の船に乗せて日本に運ぶという仕組みとなっている。