[ミライダネ] ( アンドファクトリー ) IoTをより身近に…小原 崇幹 – 2017年4月15日

ミライダネ
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年4月15日放送のNEC presents ミライダネはアンドファクトリーの小原 崇幹氏が登場。

 

モノにインターネットを繋げることで、 暮らしを便利にするIoTの技術。

家電量販店にもIoT商品が増え始めてはいるが、実はメーカーごとに別々のアプリケーションを利用しなければならないなど、便利なはずが使い勝手が良くないという課題を抱えている。

そんな現状を打破しようと若者ベンチャー企業が動き始めた。鍵となるのは、ある先進的なアプリケーションの開発、さらにIoTを身近な暮らしに繋げる、 IT業界の枠を超えた新ビジネスとは?

 

IoTでより暮らしを豊かに…アンドファクトリー

 

いま、巷で話題のIoTとは?

 

IoTとは、Internet of Thingsの略で家電製品をはじめ、いろんなものがインターネットに繋がるという意味。例えば、エアコンをスマホから操作できるだけじゃなく、エアコンから温度や湿度の情報を受け取ることができる。

 

 

例えばダイソンの空気清浄機能付テーブルファンは室内の気温や湿度だけでなく、空気がきれいな状態かをスマホに知らせてくれる。

 

 

スマホのアプリから家の鍵を開けたり締めたりすることができるキュリオ スマートロックなどもある。

 

 

とある家庭では、IoTを活用して、家の中にある様々な家電製品をスマホから操作できるようにしている。

 

例えば…ウェザーステーション(ネタトモ)という製品。

温度湿度に加え、二酸化炭素の濃度まで観測できるすぐれもので部屋の外と中に端末を設置し、双方からスマホに情報を飛ばすことで情報を更新することができる。

 

湿度が低くなったら加湿器をつけたり、外の温度も分かるため、外出時の準備などに活用している

と言う。

 

また、二酸化炭素濃度は、1,000という値を超えると不快感を感じやすいと言われるため、数値を参考に適度な換気を心がけているという。

 

中でも一番のお気に入りはネスカフェのゴールドブレンド バリスタiというコーヒーメーカーで、スマホから量や濃さや泡立ちまでも設定できる。

 

しかしながら、製品ごとに使うアプリが違うため、スマホの画面にはアプリがたくさんになってしまい、使い勝手がまだまだ悪いという。

 

 

 

 

 

IoTアプリをひとつに? スマホアプリ「&IoT」

 

そんな状況を打破しようとしているのが、東京目黒区にある「and factory」(アンドファクトリー)という会社である。創業は2014年でスマホ用のマンガアプリなどを製作している。

近頃、開発に力を入れているのがIoT家電を使いこなすアプリ「&IoT」である。これまでは、製品ごとに別々のアプリを使わなければならなかったが、このアプリを使えば、ひとつのアプリで様々なIoT家電を使いこなすことができるようになる。

 

 

小原社長は、自社でIoT製品を体験できる宿泊施設「AND HOSTEL」を建設中だった。もっと人々がIoTに触れ合う機会を持てるようにしたいのだという。

 

IoT製品の企画から製作を手がけるロビット。モーニンという商品は半年間で2万個を出荷した。このモーニンは、スマホでカーテンを開けることができる商品で、何気ない会話から商品が生まれた。

朝起きるのがツライ…太陽光で目覚めることができたら気持ち良い

という会話から製品が誕生したのである。

アンドファクトリーの小原社長は、このモーニンに改良を加え、光センサーで一定以上の太陽光になったらカーテンが自動で開くという仕組みを要望し、新型モーニンを開発してもらった。

 

また、それだけでなく、スマホで鍵をあけると同時に部屋の電気をつける、という仕組みを取り入れたい、とアンドファクトリーの小原社長はスマートロックのキュリオの開発会社に依頼した。

 

2017年4月4日に試行錯誤の結果、ついにオープンした「AND HOSTEL ASAKUSA NORTH」。宿泊者は受付で専用のスマホを受け取り、専用のルームに案内される。IoTルームは1泊1部屋2人まで¥7,500円となっている。この部屋で使えるIoTデバイスは全部で6つ。

・エアコン
・空気清浄機
・照明
・テレビ
・ドア
・カーテン

 

 

 

 

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アンドファクトリー小原 崇幹社長が10年後のミライとは?

 

例えば、冷蔵庫が減った中身を自動的に感知して食材を注文する、といったような自動的なミライが待っているのではないか?IoT製品が世の中に広まり人々の暮らしが便利になっていくことで、より新しい体験や出来ることが広がっていくのではないか。