こんにちは。ひとりで.comです。
Excel(エクセル)でウィンドウ枠を固定して作業効率をアップさせる方法について紹介していきたいと思います。
ウィンドウ枠を固定でExcel(エクセル)作業を効率化
ウィンドウ枠を固定しないと…
皆さんはウィンドウ枠の固定を有効に利用されていますでしょうか?ウィンドウ枠の固定を使わずにExcel(エクセル)を利用しているとどういった事が起きるのでしょうか?
以下のようなデータで考えてみたいと思います。
このデータにおいて、最初の一行目は「行見出し」最初の一列は「列見出し」と一般的には言われます。下記のデータで言うと、青い部分が「行見出し」と「列見出し」になります。
そして、こういった表の場合、ウィンドウ枠を固定しないと一体どういうことが起きるのか…。ウィンドウ枠を固定せずに作業を続けていくと以下のようにいま自分がどの行にいるのか、どの列にいるのかがわからなくなってきます。
こうした自体を防ぐために、ウィンドウ枠を固定しておくと、どの行にいるのか、どの列にいるのか…迷子になることがないため、ひとつの画面に収まらないような表を扱う時は、ウィンドウ枠の固定を活用することをおすすめします。
ウィンドウ枠を固定する
Excel(エクセル)でウィンドウ枠を固定するためには大きく分けて2つ方法があります。結果はどちらでも同じですが、両方覚えておくと良いでしょう。
メニューのウィンドウから枠を固定する
まずひとつめの方法は、メニューのウィンドウからウィンドウ枠の固定を行う方法です。一番注意しなければならないのは、設定を行う前のカーソルの位置です。
現在カーソルのある位置を基準にウィンドウ枠の固定が行われますので、カーソルの位置をしっかり確認してから作業を進めてください。
①カーソルの位置を確認する
②メニューの「ウィンドウ」を選択する
③「ウィンドウ枠の固定」を選択する
これで、ウィンドウが固定され、セルの位置を動かしても、行見出しと列見出しが固定された状態になるかと思います。
リボンのレイアウトからウィンドウ枠を固定する
次に、リボンのレイアウトからウィンドウ枠を固定する方法について説明していきたいと思います。手順は基本的に上記のものと同じです。
①カーソルの位置を確認する
②リボンのレイアウトの部分を選択する
③右端にある「ウィンドウ枠の固定」のプルダウンから「ウィンドウ枠の固定」を選択する
ウィンドウ枠を固定することによって、行列を移動したときも行見出しと列見出しが固定された状態になるため、作業の効率化が見込めます。
以下の図を見ていただくとわかりますが、行で言うと、41行目までセルが移動しているにも関わらず、1行目の行見出しが表示されたままになっています。
同様に、列もU列まで移動していますが、A列の列見出しは表示されたままになっています。
ウィンドウ枠の固定を解除する
上記のように設定したウィンドウ枠の固定は、簡単に解除することができます。手順は簡単で、上記で説明した方法と同じことをやればOKです。
ただし、ウィンドウ枠の固定を解除する場合は、カーソルの位置は気にする必要はありません。
いかがでしたでしょうか?
Excel(エクセル)におけるウィンドウ枠の固定は多くのデータを扱う際には、迷子にならずにデータの加工等をすることができるので非常に便利です。
2つの方法はどちらか一方だけ覚えておけば問題ありませんので、ぜひ覚えておくと良いでしょう。