こんにちは。ひとりで.comです。
2017年7月2日放送の林先生が驚く初耳学は「カルディコーヒーファーム ×成城石井きっかけの初耳学」。
今回の出題テーマは、輸入食品が豊富な揃う人気スーパー、「カルディコーヒーファーム」と「成城石井」きっかけの初耳学。それぞれの人気商品にまつわる驚きの商品が続々登場。そこから派生する様々な問題が出題される。
カルディコーヒーファーム × 成城石井きっかけの初耳学
【目次】
成城石井のワインへのこだわり
全国に154店舗を展開する成城石井。輸入食材を中心に膨大な種類の食材を提供する老舗スーパーで9期連続で増収中という絶好調のスーパーである。そんな中で、特に人気なのが、モーモーチャーチャーというスイーツである。
モーモーチャーチャーとは、マレーシア語でごちゃまぜお汁粉という意味で、3種類の豆、羽二重餅などをココナッツブランマンジェと混ぜて食べるスイーツである。
成城石井といえば、ワインが看板商品である。実は、成城石井のロゴカラーも赤ワインが由来だと言われている。麻布十番にある成城石井では、2階をワインバーとしている。実は成城石井のおかげで海外産ワインが格段においしくなったのだという。
通常、ヨーロッパからワインを持ってくるのは非常に大変で、船便の途中でどうしても赤道付近で温度が上昇してしまう。これはワインにとっては決定的なダメージである。
そこで成城石井が導入したのが「リーファーコンテナ」である。今では一般的となっているが、リーファーコンテナとは、定温のまま輸送できる空調付きコンテナのことである。
更に成城石井の物流センターは、120万本のワインを保管でき、倉庫内の温度を15度前後、湿度を60%〜70%に保っており、品質が担保されている。
銀座の上空が日本有数のミツバチ養蜂地帯となっている?
現在、ミツバチが世界的に減少しており、2006年から2007年にかけてミツバチが一夜にして大量失踪するという蜂群崩壊症候群という現象が次々と発生している。北半球に生息するミツバチの1/4が失踪したという報告があったほどである。
そんな中、いま銀座の上空が有数の養蜂地帯となっているという。銀座ミツバチプロジェクトの代表田中さんによると、2013年から1,000kgを超えるほどのはちみつがとれるようになったという。
ミツバチの行動範囲は、半径2キロ〜4キロほどと言われているが、銀座周辺の半径2キロには、浜離宮や皇居など、実は緑が多いのである。更に、東京の緑は食べるためのものではないため、農薬が一切使われていない。したがって、良いはちみつが取れるのだという。
この都市養蜂の動きは銀座をはじめとして全国に普及している。はちみつが採れる以外にも都市の生態系を循環させるなど、はちみつ以外の機能も果たしているのである。
パプリカは色で栄養価が変わる?
カルディコーヒーファームは1986年にオープン以来店舗数を伸ばしており、今や全国に390店舗を展開している。世界中から集められた珍しい食品が所狭しと並んでいるのが特徴である。また、2016年にはパクチーブームの火付け役となったことでも知られている。
その火付け役がパクチーラメンである。総売上は400万食にも及ぶという。
そして、今そんなカルディコーヒーファームで人気なのがハリッサと呼ばれる万能調味料である。地中海の万能調味料であり、ピリ辛が特徴で、サラダや煮込み料理などにあうのだという。
本来は赤唐辛子をベースにしたハリッサであるが、カルディコーヒーファームでは、パプリカをベースとしている。そのパプリカの色に関する初耳学。
パプリカは黄色・オレンジ・赤で栄養価が変わるのである。
パプリカはナス科トウガラシ属の植物で、含まれているカプサイシンが劣性遺伝子のため、辛くないのが特徴である。
黄色いパプリカは、ビタミンC(=美肌効果)やルティン(=抗酸化作用)が多く含まれている。そして、オレンジはゼアキサンチン(=目を紫外線から守る)、赤はカプサイチン(=抗酸化作用)が含まれている。
この色と栄養価の違いは、収穫時期によって違いが生じるのである。その為、収穫まで一番時間がかかる赤いパプリカは少し値段が高くなるのである。
同様に、枝豆・大豆・もやしも同じ植物であり、未熟な状態が枝豆、成熟すると大豆、発芽するともやしになるのである。こちらも栄養価や期待できる効果が変わってくるのである。
スマホに革ケースはスマホの劣化が早まる?
2016年に成城石井 で発売になり、女性の間で大人気なのが、黒糖きなこクロワッサンである。ヨーロッパ産の最高級バターを使用し、そこに黒糖きなこをたっぷりまぶして作られるのが、黒糖きなこクロワッサンである。
かつては、テレビや雑誌で取り上げられることで人気になったスイーツであるが、黒糖きなこクロワッサンは、SNSで拡散され人気となった。
スマホに関連して…スマホに革ケースをつけると、スマホの劣化が早まるというのである。ポイントはスマホで利用されているリチウムイオン蓄電池である。革ケースの材質と使い方が寿命を縮めてしまうのである。
リチウムイオン蓄電池は本来、熱に弱く10度〜30度の間では劣化は起きにくいが、30度を超えると劣化が進みやすくなるのである。スマホの革ケースは熱が逃げるのを妨げてしまう。更に手帳型のスマホケースは密閉性が高く、保温性も高いため、一度あがった温度が下がりにくく、より劣化を進めてしまうのである。
小林一茶が妻を死に追いやった原因とは?
江戸時代の江戸三大俳人のひとり「小林一茶」。1816年、小林一茶は52歳にして初めて結婚。相手は28歳の菊という女性でその差は24歳差というかなりの年の差婚。はじめての結婚ということもあり、菊に夢中。周囲でも有名なおしどり夫婦だったという。
しかし結婚から9年度、お菊は37歳の若さで亡くなってしまった。
お菊が亡くなった原因は小林一茶にあると言われているが、その要因とはいったいなんだろうか?
1816年に小林一茶がつけていた日記に妻が死んだ原因が書かれていると言われている。一茶は、夜の営みを毎日3回〜4回行っていたというのである。
栄養水準が低かった江戸時代において、朝から夕方まで働き疲労困憊にも関わらず、夜も寝れずに衰弱死してしまったと言われているのである。
その後、小林一茶はお菊の死後2人の女性と結婚し、64歳で死去する直前に3人目の奥さんを妊娠させたという。
ドクターイエローがレールの歪みを時速270kmでもミリ単位で計測できる秘密は?
走りながら、線路の状態を検査する新幹線のお医者さんとも言われるドクターイエロー。運行スケジュールは一切公表されておらず、非公開となっている。
ドクターイエローは7両編成となっており、それぞれの車両が別の役割を担っている。例えば、6両目は資材搭載室で、災害などの際、復旧用の資材を運ぶための車両である。
そして3両目は、車両の真ん中に階段があり、その階段を登ると、そこには「観測ドーム」がある。観測ドームとは、新幹線に電力を供給する設備の点検を行うための場所である。
新幹線に電力を供給するトロリー線は銅でできており、次第にすり減って切れてしまう恐れがある。それを防ぐために、データ計測と目視でその状態をチェックするのである。
さらに、4両目には、レールの歪みをチェックするためのモニターが用意されており、作業員がモニター上でレールの歪みをチェックしているのである。ドクターイエローのすごいところは、時速270kmで走っていてもレールの歪みがミリ単位でわかるところである。実はわずかなレールの歪みが大きな事故を招いてしまう可能性があるのだが、そこに日本の技術の結晶が集結しているのである。
レールの歪みをチェックするためには、走行中の車軸の上下で縦方向の歪みを測る方法と横方向の歪みを測る方法があるが、横方向の歪みを測るために4両目の車両にレーザーを発射する機械を設置しているのである。
レーザーを発射して反射して戻る時間で横方向の歪みをチェックしているのである。レールの幅が広くなっていれば、反射時間が長くなり、レールの幅が狭くなっていれば、反射時間が短くなるのである。
さらに驚くべきはレーザーの発射回数で、時速270kmで1秒走る間に、約1,000回のレーザーを照射しているのである。これは単純計算で7.5センチ間隔で計測できるということになる。