[林先生が驚く初耳学]じゃらん 予約が取れない宿 / 世界に誇るシェアNo.1 町工場の初耳学 – 2017年7月9日

林先生が驚く初耳学
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こんにちは。ひとりで.comです。

2017年7月9日放送の林先生が驚く初耳学は「じゃらん 予約が取れない宿 / 世界に誇るシェアNo.1 町工場の初耳学」と題して絶景が見れる宿や日本が世界に誇る町工場の職人技を紹介していきます。

 

じゃらん 予約が取れない宿 / 世界に誇るシェアNo.1 町工場の初耳学

 

ジョンレノンの丸メガネは超ダサいメガネ?

 

ジョンレノン 丸メガネ
ジョンレノン 丸メガネ

 

空前の伊達メガネブーム。昔から芸能人の伊達メガネは多かったが、連日ニュースを騒がさせている稲田防衛大臣も伊達メガネだという。

ザ・ビートルズジョンレノンのトレードマークと言えば、丸メガネ。それ以降、スティーヴ・ジョブズケイティ・ペリーといった様々な著名人も愛用し、トレンドとなった。

そんなジョンレノンの丸メガネはイギリスでは超ダサいと評判だった。

 

それもそのはず…実はジョンレノンがつけていた丸メガネはイギリスの国民保険サービスであるNHS(National Health Service)という大半の国民が加入していた保険サービスで、この国民保険サービスの加入者全員に無料で支給されるものであった。

このサービスによって、丸メガネを手に入れた人は約750万人おり、若者にとってはおしゃれでもなんでもないものだったのである。

 

ジョンレノンは、この丸メガネを映画の役作りのために掛けていたのであるが、それがきっかけでトレードマークになったのだという。

 

 

 

 

じゃらん大橋菜央編集長がオススメする”掲載した瞬間に予約殺到の宿”

今回で第6弾となるじゃらん 大橋菜央 編集長が厳選した”掲載した瞬間に予約殺到の宿”の特集。これまでの掲載宿26,000軒から厳選した宿を紹介します。

 

 

じゃらんで平均4.8点!ハウステンボスのホテルヨーロッパ




じゃらんでは、宿泊客が5点満点で採点をしている。平均3点ではあるが、3.5点あればかなり好評というのがひとつの目安となっている中、宿泊客1,000人以上が採点し4.8点となっている女性に大人気のホテルである。

 

そのホテルが長崎県のハウステンボスにある。ハウステンボスはオランダの町並みを再現し、人気観光地ランキング5年連続で1位を獲得しているテーマパークである。

 

そこにあるのが、ホテルヨーロッパである。

 

ホテルヨーロッパ
ホテルヨーロッパ

 

チェックインから本格的で、桟橋で待っていると、専用クルーザーがお出迎えをしてくれる。中に入ると、オランダの象徴であるたくさんの生花がお出迎え。そして部屋の中も花で演出がされており、ヨーロッパらしい花柄が特徴となっている。

さらに部屋の中に生花を飾ってくれるサービスもあり、記念日などに人気となっている。さらにヨーロッパ式照明を採用しており、建物を下から照らし陰影をつけられるよう、アッパーライトが使用されている。

 

さらに…ハウステンボスで年に数回行われる花火大会を部屋から見ることができ、また全国イルミネーションランキングで4年連続1位のハウステンボスのイルミネーションも部屋から見ることができる。

 

そんなハウステンボスからの出題は、オランダの建物についての問題。

実はオランダの建築物は5度傾いているのである。これは建築ミスではなく、歴史的に必要な傾きとなっている。なぜ5度傾いているのでしょうか?

 

正解は…間口税と呼ばれる玄関の大きさで税金をかけていたためである。玄関が狭いため、大きな家具などは2階に滑車などを使って搬入していたため、傾きがないと壁に家具が当たってしまい搬入できない。したがって、5度傾けることで家具の搬入をしやすくしていたのである。

 

京都の町家にもうなぎの寝床みたいな場所がたくさんある。これは、同様に間口の広さで税金が決められていた。したがって、税金を低くするように間口を狭くしていたのである。

 

オランダは同様に間口税をかけていたのであるから、このように5度傾いた設計になっているのである。オランダは上記以外にも窓の数に応じて税金をかけていた時期もあるのだという。

 

 

 

 

 

900人以上が採点!じゃらんの頂点に立つ宿:山本小屋 ふる里館

 

そのホテルは日本百名山にも選ばれる長野県美ヶ原にある。標高2,000mのところにあるのが山本小屋 ふる里館 である。このホテルは週末6ヶ月間先まで予約が埋まっているという。

良い景色が見える以外は、一般的なホテルとそれほど変わらないように見えるのであるが…どこが評価ポイントなのだろうか…。

 

山本小屋 ふる里館では、朝晩2回行われる無料ツアーが大人気なのである。標高2,000mにあるため、周りに建物が何もないため、美しい星空が見られるのである。これが無料でついてくるとあって、宿泊客の満足度が高くなるのだという。

 

天体観測ツアー
天体観測ツアー

 

しかし、天候が悪ければ、星空は見えなくなってしまう。山本小屋 ふる里館 では、天候にほぼ左右されずに見れる景色が朝のツアーで見ることができる。

それが、一面に広がる雲海である。本来湿度が高くなければ見れない雲海であるが、この地の場合、山に含まれる水分が多くほぼ毎朝雲海を見ることができるのである。

 

 

雲海観測ツアー
雲海観測ツアー

 

 

ここで第3問。宿の朝食で欠かせない卵かけご飯。最近話題のレシピ本によると、正しい作り方が存在したのであるが、どのように食べるのが一番おいしい食べ方なのでしょうか?

 

 

上記大人のかけごはんという本によれば…

人間の舌は塩味から感じやすいため、醤油のご飯を卵で包むことによって卵の甘味のあと醤油の塩味を感じる事ができるようになる。よって、醤油は卵にかけるのではなく、ごはんにかけ、その上に卵をかけることでよりおいしくいただけるのである。

 

 

 

 

 

世界に誇るシェアNo.1町工場ベスト3

 

 

第三位:コンビニの看板

 

宮城県大崎市の東亜レジン古川工場では、コンビニの看板を製造している。コンビニにかぎらず、大型の看板はこの東亜レジンが手がけている事が多いという。中でもコンビニの看板は国内シェアトップを誇るという。

 

この看板を作る製造工程の中に職人の技が含まれている。それが看板の土台を作る際の木型を作る工程である。木型を作る際、水平な土台をわざと斜めに傾け、切った断面が斜めになるように電動糸のこで切りすすめる必要がある。

 

これは、型から木型を抜く際に、摩擦をなくしてアクリル板が傷つかないようにするためである。

 

ここで初耳学。ネジには、プラスネジとマイナスネジがあるが、この2つには明確に使い分けがあるのであるが、その使い分けとはいったいなんでしょうか?

 

プラスネジ マイナスネジ
プラスネジ マイナスネジ

 

正解は…

水場などの汚れる場所はマイナスネジ、それ以外はプラスネジ

という使い分けになっている。

 

プラスネジはしっかり締めることができる反面、マイナスネジと比較して腐食しやすい特徴を持っている。それは、マイナスネジと比較して、ネジの部分の接触面積が大きいからである。したがって、水場など汚れやすい場所では腐食を防ぐためにマイナスネジが使われ、それ以外の場所にはプラスネジが使われるのである。

 

 

 

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第二位:ファッション / ジーパン

 

誰もが持っているファッションの定番アイテム「ジーンズ」。ダメージブームやローライズ、ハイウェストなど次々と流行が移り変わり、現在はワイドジーンズが若い女性の間で流行している。

 


※岡山県倉敷市児島地区のジーンズについては、6月27日のガイアの夜明けでも特集されています。そちらは以下を参考ください。


 

このジーンズ、岡山県倉敷市の児島地区が国内有数の産地であることをご存知でしたでしょうか?エドウィンやビックジョンなど約40種類のオリジナルブランドがあり、その国内シェアは90%となっている。生地と品質の良さは、国内にとどまらず海外にも評価されており、”岡山デニム”として、アメリカでも大人気となっている。

 

この児島地区でジーンズが盛んになった理由のひとつが、この地域が干拓地であったことが関係している。すなわち海の埋め立て地であるということは、土壌に塩分が残ってしまい、通常の農作物が育てづらかった。そんな中、塩分に比較的強いのが綿花であったため、綿花の生産が多かった。さらに、この地域では昔は学生服を多く作っていたが、合成繊維などに変わっていった際、作るものがなくなったため、厚手の生地を加工する技術、綿花、近くに染料があるという特徴を生かしてジーンズを作るようになったのだという。

 

そんな岡山県倉敷市児島地区で画期的な技術で話題となっているのが、豊和株式会社である。この工場で作っているのがダメージジーンズである。

ダメージジーンズは、通常ヤスリやグラインダーを使い直接生地をこすりダメージを与えるのであるが、豊和株式会社では、レーザーを使って生地にダメージが一切ないダメージ加工を実現している。

豊和株式会社のダメージ加工は、レーザーダメージ加工と呼ばれ、パソコンでデザインした加工イメージをレーザーをジーンズに照射することで完全再現しているのである。

100度の熱レーザーをあて、インディゴ染料を昇華させ、ダメージ加工を施しているため、ジーンズ自体にはダメージがついていないのである。

 

そんなジーンズにまつわる問題をTOKIOの長瀬智也さんから出題。

日本では、ジーンズの事をジーパンということがあるが、実はこのジーパンという用語は、ジーンズパンツの略ではないのである。

ではいったい何の略なのだろうか?

 

 

ジーンズには、後ろのポケットが縫い合わされたステッチと呼ばれる部分があるが、第二次世界大戦中は物資削減のため、このステッチの部分が糸ではなくペンキのものもある。これは”大戦モデル”と呼ばれている。

 

そして、ジーパンという言葉が誕生したのは1950年頃の事である。終戦後駐留するアメリカ軍の事を当時のマスコミは「Govenment issues」の頭文字を取ってGIと呼んでいた。このGIが履いていたパンツだから、ジーパンと呼ばれるようになったというのである。

なお、日本で生まれたジーパンの名付け親は、上野アメ横の老舗「マルセル」の創設者だと言われている。

 

 

 

第一位:女子アイテム / ピンセット

 

東京都葛飾区にある町工場、幸和ピンセット工業。社名から分かる通り、ピンセットを専門に製造しており、そのシェアはなんと国内7割を誇る。

この幸和ピンセット工業では、200種類以上のピンセットを製造している。その用途も幅広く医療用のピンセットから女性がマツエクなどに使う美容専門ピンセットまでありとあらゆるピンセットを取り扱っている。

 

ここで初耳学…機械で作ったピンセットに職人技が加わる事で機械以上の精密さが実現する。その職人技とは一体何でしょうか?

 

 

機械ではどうしてもピンセットの先端がズレてしまう。このズレ幅を金槌で叩いて調整していく職人技が「癖直し」と呼ばれ、これによって均等に力が伝わる精巧なピンセットができるのである。