こんにちは。ひとりで.comです。
今日はランダムに数値を出してくれるRAND関数・RANDBETWEEN関数について紹介していきたいと思います。この2つの関数を使いこなすことで、ランダムなデータを出したい場合や、応用して使うことによって、抽選をすることもできます。
ランダムに0から1の数値を出す、RAND関数
RAND関数を使うことによって、0から1の間のランダムな数値をExcelが計算される毎に出すことができます。
Microsoftの説明ではRAND関数は以下のように説明されております。
0 以上で 1 より小さい実数の乱数を発生させます。 ワークシートが再計算されるたびに、新しい実数の乱数が返されます。
=RAND()
※RAND 関数の書式には引数はありません。
0以上1より小さい実数の乱数が表示されるので、もし桁数を変えたい場合は、×100等をすることによって小数ではなく整数で表すことができるようになります。
=RAND()
と入力することによって、0から1までのランダムな数が表示されます。例えば、これを0から100までの整数にしたい場合は…
=RAND()*1000
と入力することによって、表示することができるようになります。
RANDBETWEEN関数で指定した範囲の中の数値を出す
上記RAND関数では、0から1までの間…という範囲が予め決められてしまっています。しかしながら、状況によっては、範囲をここからここまでと、指定したい場合もあるかと思います。そういった場合は、範囲を指定してランダムな数値を出せるRANDBETWEEN関数という関数が使えます。
Microsoftの関数の説明では以下のように説明されています。
RANDBETWEEN関数
指定された範囲内の整数の乱数を返します。 ワークシートが再計算されるたびに、新しい整数の乱数が返されます。
=RANDBETWEEN(最小値, 最大値)
RANDBETWEEN 関数の書式には、次の引数があります。
- 最小値 必ず指定します。 乱数の最小値を整数で指定します。
- 最大値 必ず指定します。 乱数の最大値を整数で指定します。
C列に条件を入れています。RANDBETWEEN関数を使うことによって任意の範囲でのランダムな数値を出すことができます。
INDEX関数とRANDBETWEEN関数で組み合わせてランダムな抽選結果を出す
INDEX関数が何か…という話は今度行いますが、RANDBETWEEN関数を組み合わせるとExcel上で抽選結果を表示させる事ができます。
上記のような名簿から任意の1名を選出したいと思います。
=INDEX(B2:B51,RANDBETWEEN(1,50))
と入れると任意の1名を選ぶことができます。
このようにRAND関数 / RANDBETWEEN関数を使うことによって、ランダムに色々出すことができるようになります。