ROUND関数 Excel関数(24) – 数値の四捨五入をする –

Excel関数 ROUND関数1
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こんにちは。ひとりで.comです。

今日は、Excel上で四捨五入ができる関数について紹介してきたいと思います。Excel上で数値を管理していると、小数点をどのように扱うか…について迷うことがでてくるかと思います。もちろん、表示上、どう小数点を表すかは別途指定できますが、実際の数値を四捨五入して表示する場合についてはROUND関数を使って表示することができます。

ROUND関数で数値を四捨五入する

Microsoftの説明ではROUND関数は以下のように説明されております。

ROUND 関数は、数値を四捨五入して指定された桁数にします。たとえば、セル A1 が 23.7825 で、その数値を小数点以下第 2 位に四捨五入するには、次の数式を使用します。

=ROUND(A1, 2)

この関数の結果は 23.78 です。

=ROUND(数値, 桁数)

ROUND 関数の書式には、次の引数があります。

・number 必ず指定します。四捨五入の対象となる数値を指定します。
・num_digits 必ず指定します。数値を四捨五入した結果の桁数を指定します。

ROUND関数では数値と桁数を指定することができます。

ROUND関数を使って、整数で数値を表示

おそらく、ROUND関数を使いたい人の多くは、小数の数値を整数に置き換えたいと思っている方が多いように思いますので、その点について詳細に説明していきたいと思います。

 

Excel関数 ROUND関数1
Excel関数 ROUND関数1

上記の図では、「12.37」という数値を四捨五入して「12」という整数にするべくROUND関数を使っています。

=ROUND(D2,0)

としています。セルD2にある数値を桁数0(=「整数」)で四捨五入して欲しい、という数式となります。これによって、D4のセルに結果を入れておりますが、「12」という数値を得ることができました。

 

ROUND関数での小数点、整数の指定の仕方

ROUND関数で迷うのは、後半の桁数の指定の部分かと思います。ここでどのように数値を指定すれば、どのような結果が返ってくるのか、を理解していないと意図しない結果が返ってくることになるので、理解しておきましょう。

  • 桁数 に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として四捨五入されます。
  • 桁数 に負の数を指定すると、数値の小数点の左側 (整数部分) が四捨五入されます。

すなわち、まとめると以下のようになります。

 

Excel関数 ROUND関数2
Excel関数 ROUND関数2

 

整数で表示したい場合は、ROUND関数の2つ目の引数を「0」に設定し、更に位をあげるには1→2→3、と増やしていきます。

ROUND関数をうまく用いることで煩雑な数値をキレイにまとめることができます。小数点の四捨五入の方法も併せて知っておくと、うまくROUND関数を活用できるようになると思います。

 

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