こんにちは。ひとりで.comです。
セルとセルをくっつける関数CONCENTRATE関数を今日は紹介したいと思います。Excelを使っているとセル単位で様々な文字列が入っている表を取り扱うことが出てくるかと思いますが、例えば「都道府県」と「町丁目」、「住所1」と「住所2」などをくっつけてひとつのセルにまとめたい時があるかと思います。そういった時はCONCENTRATE関数を使うと便利です。
セルの文字と文字をくっつけるCONCENTRATE関数
Microsoftの説明ではCONCENTRATE関数は以下のように説明されております。
2 つ以上の文字列を 1 つの文字列に結合するには、文字列関数の CONCATENATE を使います。
=CONCATENATE(文字列 1 [文字列 2], …)
次に例を示します。
- =CONCATENATE(“A2″, ” “, A3, “に対する輸出伸び率は”, A4, “% と予想される”)
- =CONCATENATE(B2, ” “, C2)
CONCENTRATE関数を使って文字列と文字列を結合させる
それでは実際にCONCENTRATE関数を使って文字列を結合してみましょう。
例えば上記のような従業員名簿や顧客名簿があったとします。上記表では住所が各項目毎にわかれています。この区分けされた住所をひとつに結合したい場合に、CONCENTRATE関数を用いることによって、ひとつのセルで表示することができるようになります。
上記表の緑の部分に結合した住所を表示してみましょう。
上記のように、
=CONCATENATE(D5,E5,F5,G5,H5)
といれます。
このようにCONCENTRARE関数を使って、住所をひとつのセルにまとめて表示することができました。
Excel関数を使わずにセルとセルの文字列をつなぎあわせる
実はCONCENTRATE関数を使わなくても、「&」を使って、セルの文字列同士を結合することもできます。
=D5&E5&F5&G5&H5
上記のように、各セルを「&」を使って繋ぐ事で、同様の結果を得ることができます。
このCONCENTRATE関数と&を使った結合の違いはなんなのでしょうか…。
結論から申し上げますと、この2つに違いはほぼありません。
ですので、皆さんはお好きな方を使って頂ければと思います。ちなみに、私は&で示してしまうほうが多いです。なぜなら、数式を入れるのが億劫だからです。また、CONCENTRATE関数という数式自体スペル間違いをしやすいからです。