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2017年10月1日放送のがっちりマンデーは「糸井重里社長の「ほぼ日」ってなんだ??手帳からハラマキまで!熱烈ファン集める謎を解く?」と題して株式会社ほぼ日 代表取締役 糸井重里さんが登場します。
糸井重里社長の「ほぼ日」ってなんだ?? 手帳からハラマキまで!熱烈ファン集める謎を解く?
株式会社ほぼ日はインターネット上の読み物サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営している企業である。このメディア自体は広告など収益はなく、その代わりにほぼ日手帳やタオル、土鍋、腹巻きといったバラエティにとんだ物品販売を行っている。
2017年の3月には、JASDAQに上場し収益も好調である。
ほぼ日のこだわりとは?
東京都港区北青山にある株式会社ほぼ日。自由な発想を大事に、という糸井重里さんの想いから、オフィスのコンセプトは”大人の幼稚園”としている。社員は74人。株式会社ほぼ日が運営するほぼ日刊イトイ新聞は、19年前の1998年にスタートした読み物サイトである。
株式会社ほぼ日は、オリジナル商品のみでビジネスを展開している。オリジナル商品はジャンルはバラバラであるが、年間売上は37億円にもなるという。
オリジナル商品を買っている人は、月100万アクセスのほぼ日刊イトイ新聞の読者の方々で、このサイトがあることによって、オリジナル商品の売上につながっているのである。
ほぼ日刊イトイ新聞のサイトのこだわりのひとつが、1行あたりの文字数である。首を横に動かさずに読める最大量である27文字を1行あたりの行数とし、読みやすくしている。
1998年からずっと続く社内のルールとなっている。
また、記事の編集にもこだわっており、対談形式の記事の場合、臨場感を出すために
- うん
- はいはい
- えぇ
などといった、通常であれば編集時に省略される相槌を残すようにしている。場合によっては、本人が言っていなくても、あえてこうした相槌を付け足すこともあるのだという。
さらに、なるべく正直に文章を書くようにしており、「大ヒット」や「バカ売れ」といった大げさな表現は使わないようにしているのだという。
売上全体の7割を占めるほぼ日手帳
株式会社ほぼ日での売上全体の7割を占めるのが「ほぼ日手帳」である。手帳だけで年間売上26億円。ほぼ日手帳は本体とカバーに分かれており、カバーの色のバリエーションが多いのが特徴である。
そして、その中身に細かいこだわりが隠されているのである。
例えば、手帳に使われている紙はトモエリバーという手帳専門用紙を使用している。このトモエリバーは薄くて軽く、柔らかく非常に書きやすい紙となっている。
そして、手帳に書かているマス目にもこだわりがある。マス目になっていることで、メモや絵などを書きやすくなる。さらに線の色も絶妙な薄さになっており、マス目が目立ちすぎないようになっている。
ユーザーに毎年アンケートを実施し、マス目の大きさを変えてみるなど、使いやすいフォーマットに常に改変を行っている。