こんにちは。ひとりで.comです。
以前、Google Spreadsheet(スプレッドシート)にて、重複チェックを行うためのUNIQUE関数というものを紹介しました。こちらを使うことによって、行や列における重複のない一覧を抽出できる事を紹介しました。
しかし…Excel関数では、このUNIQUE関数がありません。この部分はGoogle Spreadsheetが優れいている部分かと思ってますが、ExcelでもCOUNTIF関数を使うことによって、重複データを抽出することができるようになります。本日はこのCOUNTIF関数を使ってExcelで重複チェックをする方法を紹介したいと思います。
Excel関数:COUNTIF関数を使って重複チェックをする方法。
COUNTIF関数については以前紹介しました。条件式をつけたもののカウントを行う関数ですが、これを応用することで重複チェックができるようになります。
上記なような従業員名簿において、「都道府県」の部分の重複確認をしてみたいと思います。重複チェックをするときは以下のように数式を入れます。
=COUNTIF([チェックしたい1番上(固定)からセルの入ってる行,セルの入っている行)
で入れてあげる事によってその数式をコピーして重複チェックすることができます。
実際に数式を入れてみたいと思います。
=COUNTIF($F$2:F2,F2)
上記は、「F2(固定)からF2までの間で、F2と同じ文字列はいくつありますか?」ということを示しています。これをこのままコピーすると他の行になるとどうなるでしょうか?
=COUNTIF($F$2:F4,F4)
となりました。「F2(固定)からF4までの間で、F4と同じ文字列はいくつありますか?」という意味になります。こうしていくことで、もし重複の文字列があれば、どんどんカウント数が増えていくことになります。
数式を入れた列を「1」にて絞り込むことによって、重複のない一覧を抽出することができるようになります。
行の数が多いと、重複があるのかないのか確認するのが大変になりますので、このCOUNTIF関数を使って重複チェックをする方法をぜひ覚えておいてください。