こんにちは。ひとりで.comです。
Google Spreadsheet(スプレッドシート)で簡単に重複チェックができるUNIQUE関数について紹介していきます。この関数はExcelにはない関数ですが、非常に便利なので、覚えておくと良いでしょう。
スプレッドシートにしかない関数:UNIQUE関数で重複を排除
Google スプレッドシートには、Excel関数にはない関数が多数用意されています(その逆もあります)。今回紹介するUNIQUE関数はその中でも非常に便利で、ぜひともExcelにも導入して欲しい!と思わせる関数です。UNIQUE関数は、スプレッドシートにおいて、重複を外した値を一覧として表示させることができます。
Google の説明において、UNIQUE関数は以下のように記されています。
重複する行を破棄して、指定したソース範囲内の一意の行を返します。行はソース範囲内の先頭から順に返されます。
そして、関数としてどう使えばよいかと言えば…
=UNIQUE(範囲)
範囲 – 一意の要素でフィルタ処理するデータです。
という形で使用します。
スプレッドシート:UNIQUE関数の実例
ここからは、実際のGoogleスプレッドシートを使って、UNIQUE関数の使い方を見ていくことにしましょう。例えば以下のような表があった場合にどのようにUNIQUE関数が動き、重複を省くことができるのかについて見ていくことにしましょう。
C列の都道府県に入っている文字列の種類はどうやって数えたら良いでしょうか…。ひとつひとつ書き出すわけにもいきませんよね。
ピボットテーブルを活用すれば、重複なしで表示することもできます。しかし、ここでUNIQUE関数を使うことによって、重複を省いた形で一覧を表示することが可能となります。
C2からC52までの都道府県のデータはいっている全データを対象に
=UNIQUE(C2:C52)
と入れることによって、その範囲内にある重複のない文字列全てを抽出することが可能です。
結果として、北海道、青森県、岩手県の3つが抽出されました。
このように、GoogleスプレッドシートのUNIQUE関数を使えば、重複のない文字列全てを抜き出すことができます。この際、範囲内の文字列が変われば、関数も自動的に更新されます。
なお、重複をチェックする方法としては他にCOUNTIF関数を用いて、重複しているかをチェックすることもできます。
COUNTIF関数を使って重複チェックをする方法については別記事にて解説しておりますので、こちらも参考にしてみてください。